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映画「バタフライ・エフェクト」を観て

2月22日、「バタフライ・エフェクト」という映画を観た。2004年のアメリカ映画で、原題は「The Butterfly Effect」。エリック・ブレス監督の作品だ。

キャストは、エヴァン役のアシュトン・カッチャー、ケイリーエイミー・スマート、レニー役のエンデン・ヘンソンなどである。

時折、短時間の記憶を喪失することがあった少年エヴァンは、心理療法士の勧めで治療の一環として日記を書き始める。大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに喜び、日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまった事を知ったエヴァンは、過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻り、選択肢を変えることによって変化した現在では、必ずエヴァン本人もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていた。何度過去をやり直してもケイリーを幸せに出来ないと知ったエヴァンは、ある決断をする。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

ようやく見ることができた映画

ネット配信で見ることができない名作。それが【バタフライ・エフェクト】だった。ネット上のランキングでも、必ずと言っていいほど上位に入る作品なので、ようやく観ることができたというのが正直な感想である。
今回はTSUTAYAでDVDを借りて観ることにした。

世界が変わるのは、本人だけかも

日記を見るとその過去に戻り、未来に起こることを変えることができる。
そして、意識が戻ると変わった未来線の世界になっている。
でも、これはパラレルワールドではないかと感じる。
つまり、世界全体が変わったのではなく、本人にとっての世界線が変わっただけのことと思うのだ。
だから、本人にとっての人生の一つに過ぎないのかもしれない。
自分のビジョンに映った景色が変わること。つまり、周りの登場人物は景色に過ぎないとボクは感じたのだ。

大人の行動が、子供の人生を変える

この映画の中で思ったのは、大人の行動で子供の人生は大きく変わってしまうことである。それ自体が恐ろしく感じたのである。
大人が子供にする行動そのものが、子供の将来に大きく影響してしまうのである。悪い影響は、さらなる連鎖で続いてゆく感が怖い。

何が一番いい人生なのかは、わからない

映画の中で、何度過去に戻り修正しようとする。
でも、その後の人生で、また悲惨なことが起こったりする。
一番いい人生って何なのだろう。それは、本人の主観でしかないことをこの映画で感じたのだ。
この映画のラストシーンは、結構ハッピーエンドであるが、主人公の2人が街中で再び人生を絡めてしまうと、そこでまた運命が変わる。

やはり、この作品はなかなか面白かった。
なんで、ネット配信されていないのか、そちらの方が不思議である。




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