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映画「20歳のソウル」を観て

11月16日「20歳のソウル」という映画を観た。2022年の日本映画で、秋山 純監督の作品。原作は、中井 由梨子によるノンフィクション小説『20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド』。

キャストは、浅野大義役の神尾 楓珠高橋健一役の佐藤 浩市浅野桂子役の尾野 真千子、星野拓朗役の高橋 克典、浅野忠義役の平泉 成などである。

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あらすじは、

浅野大義は市立船橋高校吹奏楽部に所属する男の子。担当はトロンボーン。
活発で優しく、そして真っすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、青春を謳歌していた。
なにより特別な存在である顧問・高橋健一先生に大きな影響を受け、心身共に成長していった。
大義は、市船・野球部のために、オリジナル応援曲の作曲に挑戦。作曲の難しさに葛藤しながらも 高橋先生からの叱咤激励や親友・佐伯斗真の助け、母・桂子の応援もあり「市船soul」が誕生する。そして、いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ〝神応援曲″と呼ばれる様になる。
高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていた。
そんなある日、大義の身体を異変が襲う。診察の結果、大義の身体は癌に侵されていた——。

と、いった内容。

で、観終わっての感想。

若い人が亡くなるのは、悲しすぎる

この映画に限らず、若い人が亡くなるのは悲しい。
たとえそれが、運命であっても、胸が引き裂かれそうになる。
20歳。たった20年の人生。
もっと、もっと、やりたいことはたくさんあったことだろうと思う。
ノンフィクションの作品だけに、ちょっと見ていてきつかった。

観賞者によって、感情移入した人物が違うかもしれない

観賞者によって、誰に感情移入するかが違うかもしれない。
ボクの場合は、母親に感情移入してしまった。
まだ20歳の息子を亡くす親の気持ち。到底想像力では追い付かない。
自分が変わってあげたいと思うのが伝わってくる。
それが、無償の愛を持つ、親なのだ。

大義くんの残した「市船soul」は、これからも演奏し続けられる

大義くんは多くの友人たちにの演奏の元、旅だったいった。
多くの人の心の中に、大義くんは生き続けると思うのである。
そして、「市船soul」はこれからも、ずっとずっと高校生たちに演奏され続け、元気やパワーを送り続ける。

若い人が亡くなる映画。
ボクには、少しきつい作品だった。



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