映画「キセキを紡ぐ愛の唄」を観て
11月10日、「キセキを紡ぐ愛の唄」という映画を観た。2024年のアメリカ映画で、原題は「Unsung Hero」。ジョエル・スモールボーンとリチャード・L・ラムジー 監督の作品だ。
キャストは、デイビッド・スモールボーン役のジョエル・スモールボーン、ヘレン・スモールボーン役デイジー・ベッツ、レベッカ・スモールボーン役のキーリー・バーガー、エディ・デガーモ役のジョナサン・ジャクソンなどである。
といった内容。
で、観終わっての感想。
素晴らしい映画だった
家族のつながり、家族の愛。その姿を描いた素晴らしい作品だった。
父親の仕事の失敗から始まるこの話。オーストラリアからアメリカに渡る大家族。しかしアメリカに渡ったものの、父親に仕事が入る話もなくなった。
そこで、家族全員が、力を合わせて立ち上がってゆく。
家族がいるから、どん底に落ちそうな気持も、支え合って乗り切って行けたのだと感じる。
スモールボーン家の母親がいたからこそ
そして、何よりもスモルボーン家の母親が実は家族全体を支えていることに気づく。父親はプライドを捨てきれない。だから、チャンスも逃げてゆく。
近所の仲間の優しい気持ちも素直に受け取れず、とんでもない暴言を吐いたりする。だから、支えているのは父親ではない。そんな父親さえ包み込むようにさせているのは母親に他ならない。
愛が詰まった映画
それにしても、愛が詰まって映画である。
家族の願い事が付箋紙で壁に貼ってある。願いが叶うと、付箋紙が違う場所に移動する。徐々に願い事が叶ってゆくのだ。
願いを成就させているのは、家族の愛だと感じるのである。
そして優しい仲間たちの愛。
愛がたくさん詰まった映画である。
監督や父親役の名前を見てビックリ
映画を観終わったあと、監督の名前を見てビックリ。
さらに父親役の俳優名を見てビックリ。
監督そして父親役を演じているのは、何と実際の家族だったのである。
映画を観終わっても、色々と調べたくなる映画でもあった。
2024年の新作であるが、とてもいい作品だった。