真の市場価値とは~会社を成長させる力~
恩師の知人とのつながりで、最近一番ハッとさせられたことを纏めます。
「自身の市場価値は上がっているのか?」
これは入社して毎日、自分に問い続けていることです。特に自社における価値だけではなく、社会として求められる力をしっかりと身につけられているかといった視点です。
早速、冒頭に戻り、最近一番ハッとさせられたことを紹介します。
それは
市場価値=分析力やプログラミングなどのスキルではなく『市場価値=会社を成長させる力』のことだということです。
一見、市場価値と聞くと『課題を発見するような分析ができる』や『ロジカルシンキングを用いて、納得解を見つけるストーリーを作れる』などなど、転用可能なビジネス力のことを指すことが多いですが、それはあくまで小手先の力に過ぎないかもしれません。
この『会社を成長させる力』をサッカーに例えると、価値は年間アシスト数やゴール数ではなく、「所属のチームを優勝させる力」のことを指します。
この力はビジネスの領域において、その会社のことを誰よりも詳しくなり、会社を変えたいといった「情熱」と、あきらめなずに粘り強い「執念」を持ち続けることがとても重要になります。(←とても難しいことです。それが価値だと感じます。)
転職するのが当たり前といわれるこの時代において、欧米のような転職の「本当のすばらしさ」と「本当のリスク」を知らない段階で、キャリアを選んでしまうのは勿体ないことです。
今一度、足元の状態だけでなく、将来にどんな人生を描きたいかの解像度を高め、そこから逆算して、今の自分を客観的に見つめるといった、視座を高める必要があると思います。
会社に舵を取られる前に、自分で会社の舵取りをできるように今年も頑張ろう。そう決意できた本日でした。