読書の変化について
読書の方法が多様化している。
従来の紙の本はもちろん、Kindleなどで読む電子書籍、最近では耳で聴くAmazon Audibleなどが普及し始め、読書のカタチが大きく変化。
ひと昔前では考えられないこと。
本を読もうとしてもなかなか暇が作れず、「誰か本を読んでくれたらなぁ」なんて思ったこともあったけど、それが今現実になっている。
どんどん利便性が高くなっている。
どうしてこんなに急に読書する方法が多様化してきたのか?
時間の使い方の変化
いちばん大きな理由は、時間の使い方が大きく変わったこと。
今の時間の使い方は、隙間時間でいかに多くの情報を取得できるか。一気に情報を手に入れることができるかが大事になっている。
それだけ他に費やす時間を確保したい、または確保できないからこそ短い時間でできるだけ多くの情報を手に入れたい。
そんな心理が働くからこそ紙の本での読書より、持ち運びも楽でスペースを取らない電子書籍、耳で内容を頭に入れることができるAudibleのような新たな媒体が出てきているんじゃないか。
実際にAmazon Audibleを使って本を「聴いて」いるけど、車の移動中や執筆の合間の休憩に使うと、時間に無駄なく本を読み(聴き)進めることができる。
時代のニーズに合った読書の方法です。
スマホの普及
もう1つの大きな理由は、スマホの普及。
スマホでマンガ、電子書籍が読めるようになってきたのが大きい。
特にKindleで購入した電子書籍がスマホでも見れること。
スマホさえあればどこでも好きな時間に本が読める。しかもかさばることもなく、手間がかからない。
これも突き詰めていくと時間効率を考えた今の時代に合っている。
時間を徹底的に圧縮して情報を得る時代に
YouTubeをはじめとした動画の成長、Amazon Audibleに代表される「聴く」読書など、単位時間あたりの情報摂取量が増える時代になってきている。
だからこそ読書のカタチもどんどん変化している。
紙の本をじっくり読みたいという気持ちも十分わかる。紙にメモやマーカーをして後から読み返すのもとても良い。
でも、他に熱中していること・やりたいことがたくさんあるなら、この読書法は理にかなっている。
上手に使い分けをしていきたい。