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【無料3分講義】投資信託の基礎知識(分配金とは)
投資信託をNISAで積み立てる人も多いと思いますが、基礎的な知識を記載しておきます。
投資信託には分配金が出るものと出ないものがあります。分配金には通常は税金がかかりますが、NISAで積み立てると分配金に税金はかかりません。
ただし、分配金で再度別の投資信託をNISAで購入したら、その分は
「NISAの枠」を使うことになるので注意しましょう。
逆に、分配金が出ないもので、その価値を投資信託として留保して積み上げてくれるのであれば(単価が上がるなら)購入時点の金額は変わりませんので枠を使うことはありません。
例)
NISA枠が仮に105万あまってたとして、最初に100万購入した投信が仮に毎月1万円の利益をうむとする
【分配される場合】
毎月分配されそれを再投資してしまうと5か月後には枠を使い切ってその年は他の商品はNISA枠で買えない。翌年も配当金自体は非課税だがそのお金で積み立てる分は全て投資枠をつかってしまいます。
【分配されず投信の価格に反映される場合】
毎月その1万円分投信価格に転嫁されると、例えば5年で160万分の価格になるのだが、売却した利益には税金がかからないし、枠も使い切らないので翌年以降もNISA枠をフルに使えます。
まとめ
上記の通り、分配金が頻繁に出るとその分がNISAであれば枠を使いますし、NISAでなければその都度税金がかかります。したがって、分売金を投信の価値に転嫁してくれる方が長期投資には向いていると言われます。
現金が毎月どうしても必要とかでなければ、今回の考え方を参考に、商品を選んでみましょう。