オイラ的「ステージで緊張しない方法」
オイラはライブ出演でもオープンマイク参加でも、あまり緊張しません。
なぜ緊張しないかと言えば「高校時代に応援団に所属していたので、ひと前で大声を出すということに慣れている。」ということが大きなファクターではありますが、それ以外にも次のような要素があると自認しています。
それは「成功例に味をしめる」というもの。
オイラは山下達郎の大ファンなので、自分のライブでは好んで山下達郎のカバー曲を演奏(弾き語り)しています。
なんとかしてホンモノっぽく歌おうとすると、当然、大きな声で高い音程の主旋律を歌うことになります。
もちろん最初の頃は上手く歌うことなどできませんので、ライブ出演しては自己嫌悪に陥る → 気を取り直して練習を再開し、再びライブに臨む → また自己嫌悪に陥る、の繰り返しでしたが、何度目かのライブ出演のときに、ごく一部のお客さんから「歌」を褒めていただき、それで「味をしめてしまった」ワケです。
また、その辺りから徐々に自己嫌悪に陥る割合が減り、また、お客さんから褒めていただくポイントのようなモノがわかってきました。
●オイラの経験則から得た「お客さんにウケそうなクリティカルポイント」
1 なるべく他の出演者が演らないジャンル、曲を選曲する。
たとえば「アコギ弾き語り」という演奏形態だと、ほぼ8~9割のお客さんはフォークソングを連想するので、オイラは約20年ほどフォークソングは封印しました。
2 なるべくお客さんが知っている曲を選曲する。
よほど完成度が高くないとオリジナル曲を演ってもウケないということを痛感したので、ほぼ100%、カバー曲にシフトしました。
できれば「誰もが知っているチョー有名曲」よりも「この曲、聴いたことあるけどなんて言う曲だっけ?」という方が狙い目と思います。
3 イントロを完コピする。
前項同様、イントロを聴いただけで「あれ?この曲はたしか・・」とお客さんに思わせることができればしめたモノです。
イントロで食いついてくれれば、お客さんが興味を抱いたまま、最後まで集中して演奏を聴いてくれる確率が上がると思われます。
・・・等々、上記以外にも細かいポイントはありますが、とにかく「高音シャウト」が上手くハマったときのお客さんのリアクションが麻薬のような快感となってしまったため、「あの快感をもう一度」とばかりに、未だにそれを継続しております。
そのせいか、気が付けばステージに立ってもほとんど緊張しない体質になってしまいました。
というワケで、「ステージに立つと緊張する」という方は、最初のうちは恥をかくのが怖くて「思い切る」ことができないと思いますが、数を重ねていくうちに、何かひとつお客さんからの手応えを得ることができたら、その感触を忘れず、ブラッシュアップしながら繰り返すことで、徐々に「お客さんに喜んでもらえるポイント」がわかってくると思いますので、そのときまでがんばっていきましょー。
気が付けば、ステージで緊張することなんて忘れてしまってるはず。(ホントか?)
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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ