バンドグルーヴはメンバー全員が共有しなければ成立しない
知人のフェイスブック記事に、バンドにおけるベースの重要性について書かれていたので、オイラもそのネタで本日の note 記事を書かせていただきませう。
たしかにバンドにおけるベースの担う役割はたいへん重要。
・・・ですが、それはベースだけでなく、ドラム、ギター、キーボード、ボーカル、全員に言えること。
中でもロックやファンク、ソウル系で特に重要だと思われるのが「音を出すタイミングと音を切るタイミングをメンバー全員が共有していること」だとオイラは思っています。ついでに言えば、音を切るタイミングの方が一段と重要です。
もう何度もご紹介している曲ですが、こちらの曲をお聴きください。
1978年リリース、渡辺真知子 の2ndアルバム「フォグランプ」収録曲。「今はどのあたり」。
作詞・作曲:渡辺真知子 編曲:船山基紀
水谷公生のアコギストローク、高水健司(だと思う)の堅実なベースライン、羽田健太郎の流麗なピアノとシンセのオブリガート。
そしてなんと言っても、田中清司 の見事にレイドバックしたドラムグルーヴ。
この曲をアレンジした船山基紀もゴイスですが、極上のバンドグルーヴを作り上げているスタジオミュージシャンのみなさんの演奏技術が超絶すぎます。
この曲の最初から最後まで聴かれる、アコギのストロークをミュートするタイミングやベースの発音時間のコントロールは、何物にも代えがたい「教科書」であるとオイラは確信しています。
また、前述のとおり、田中清司の作り出すドラムのグルーヴをメンバー全員が共有できている点が何よりも素晴らしいと思います。
つーか、この「フォグランプ」に収録されている曲は、まったく捨て曲がない「オイラ的超名盤」なんですが。
おおっと、もちろん渡辺真知子のボーカルがゴイスであることは間違いありませぬ。
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル
旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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