偶然出会った本
今日、書店で社会福祉関連の本を購入しようと考えていて、何気なく手にした本は、ひきこもりから家を出す方法という小説だ。
なんとそこに出てくる主人公の誕生日は、4月3日、私が本を購入した日であった。
まだほとんど読んでないが、読んでないからこその発見があると思っている。読んだ時に理解できることがより理解できるし深まると思ってる。
本に出てくる主人公は、長年ひきこもりをしてる24歳。今まで、年齢を重ねる度
15歳、20歳と5年ごとに焦りはまして恐怖と戦っては布団にくるまる生活を繰り返している。また恐怖から逃れたるためにゲームをすることも多い。
だけど、25歳の誕生日に謎の女性がお手伝いとして現れる。おそらく主人公の考え方が変わっていくのだろうと思う。
印象に残ってるのは、ゲームやアニメを見ることがひきこもりの原因とは限らないこと、ゲームやアニメが趣味であっても働いてる人はいるし、それを買うためにお金を稼ぐ人もいる。
そしてゲームやアニメであってもそれを通して人と繋がるなら、それは社会と繋がること。少なくとも繋がることに繋がる
それはコミュニティを持つことが社会と繋がる上で大切になるからだ。仕事に行っても、仕事だけでは、その人とは仲良くなれない。まぁ仲良くなる必要があるかは疑問だが。仲良くなるためには趣味を持つことが大切、それがコミュニティにも繋がる
だからむやみにアニメやゲームを批判することはよくないとのことであった。
この主人公を助けるのはシスターのようで職種は違うがアプローチは学ばせていただく。
以前、それと似たノンフィクションの本を読んだことがある。 もともと男性とお酒を飲んだりする仕事をしていた女性がその人生経験を生かしひきこもりに向き合って助ける話しだ。
登場人物はいろんな趣味を持った人が多かった。それを理解できないであろう人が理解していく過程がすごく興味深かった。
全然違った環境の人ではあるが、共通する何かがそこにはあるのだと思う。共感できるものがあると思います。それは2人とも人が好きであるということだと思う。
その過程で信頼関係の築き方の違いはお互いを成長させる。
恐怖わかるなぁ。苦手なことは誰しもあるが、それを抱えながら生きていくのは時にすごく怖いよなぁ
社会福祉士で言うエンカウンターグループなのかもしれません。私も社会福祉士の勉強をしてますが、勉強する方は読んでみると面白いかもしれません。まだ私も結末を知らないため、勝手なことを言えませんが。