猿丸大夫て誰?
お正月も近いですが、
お正月にはカルタ遊び、
カルタといえば
小倉百人一首。
百人一種の札の中に
猿丸大夫ていますよね。
丸は麻呂に同じで
柿本人麻呂とかも
人丸と書かれたりしています。
猿丸大夫てどんな人なのかなと
調べてみると、
全く謎の人物だったりします。
大夫というのは昔の位で
日本書紀とかの正史に名前が登場するくらい
偉い人になります。
大夫と呼ばれる人であれば
正史のどこかに名前が登場してもおかしくない。
猿丸という人は
出てこないようです。
ちなみに
柿本人麻呂(人丸)も正史には登場しません。
正史である続日本紀には
柿本猨(かきのもとのさる)という人はでてきます。
柿本猿丸?人丸?
人が猿になっちゃったのでしょうか?
猿丸大夫って柿本人麻呂と同一人物だったり?
このあたりの話で昔学会にもインパクトを与えた
梅原猛先生の「水底の歌」
もしくは水底の歌に影響受けて書かれた
井沢元彦の推理小説「猿丸幻視行」
これらが物凄くおもしろいのでお勧めです。
お正月休みとかにいかがでしょう?