頑張りすぎた年末、動けない正月
こんなに辛いなら、もう死んだほうがマシと、何度もそんな気持ちになりながら過ごしたお正月。
嫌な幕開けだった。
大晦日はおせち作り。
簡易にしようと思いながらも、やり始めると結局何を省いていいか分からず、ほぼ例年と変わらない食卓が完成していた。
文字通り「ふぅふぅ」言いながら、休み休みキッチンに立って、順番に仕上げていく。
料理は嫌いじゃない。
おせちを作るのも楽しみだったけど、今回は本当に体がきつかった。
年が明けて、夫と2人で乾杯したが、こんなに必死に作った料理を私はほとんど食べられず。
午後になってもあまりに体がしんどいので、くだらないテレビでも見ていたら、少しは気が紛れるかと思ったが、テレビをつけたら地震で大変なことになっていた。
元旦からそれはない。
いつ起こっても地震は嫌だけど、何も元旦じゃなくていいじゃないかと、見えない何かに向かって抗議したくなる。
被災された方が本当に気の毒でならないし、心配だ。
体も心もブルーなまま、元旦を過ごした。
翌日は夫の実家での集まりがあったが、朝から猛烈な腹痛に襲われて動けない。もちろん薬を2錠飲んで、それでも効かないから3錠目を追加したが、よくならない。
にんじんジュースを一杯飲み切るのがやっとで、向こうでご馳走を出されても何も入りそうもない。
出かける20分前まで足掻いていたが、動けそうもないので参加を諦めた。夫だけ行ってもらった。
皆に心配かけるのも嫌だったが仕方ない。
喉が少し痛むし頭痛もするので、もしかしたら風邪でももらってきたのかもしれないとも思った。
それからは頭痛とお腹の痛みに耐えるだけ。
薬の副作用か、本当に風邪なのか、気分も悪くて3回吐いた。
でも、朝からにんじんジュースとスープしか飲んでいないので、吐いても何も出ない。
漫画でも読んで気を紛らわそうかと思ったが、数ページでしんどくなってしまう。
結局、呻きながら布団で寝るだけ。
なんて正月だ!!
こんな時は本当に心が折れてしまう。
こんなに辛いなら、もう死んだほうがいいと、そんな考えが浮かんでしまう。
痛みに耐えながら前向きになれる人なんてこの世にいるのだろうか。
睡眠導入剤を飲んで早寝したが、痛みで何度も目が覚めた。
今朝起きても状況はあまり変わっていなかったが、「悪くはなっていない」。それが救いだ。
お白湯とにんじんジュースを飲んで、痛み止めを飲んで、熱いお風呂に浸かってみた。
少しだけ生き返った気がした。
食欲は全くないが、何か食べないと絶食2日目なので、ちらし寿司を少し食べてみた。
美味しい。
はぁー、私のこのちらし寿司は本当に絶品。
そんなことを思えるくらいになっていると気づいたら、生命力が少し戻ってきた。
痛み止めも追加したら、ようやく痛みが和らいできた。
何十時間ぶりかの、痛みからの解放!
吐き気もないし、頭痛もおさまっている。
まだかなりしんどいが、それでも「死んだほうがマシ」は撤回。まだ生きる!!
ごめんなさい、神様!まだ生きます!!
そんな気持ちになったから、もう大丈夫だ。
年末、忘年会続きでなんやかんやと忙しく、おせちも作って、いろいろ頑張りすぎたのかもしれない。
とんでもない幕開けだったけど、これから良くなっていく一年だと信じよう。
2024年最初の投稿がこんな記事でごめんなさい!
今年もよろしくお願いします。