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ライターとして生きていく

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1996年よりフリーランスのライターとして活動しています。日々の仕事の中で感じたことや学んだことなどの記事をまとめています。ライター初心者の方にとって、何か参考になれば幸いです。
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#締切

締切に追われていたが、ようやく一段落。

世の中には、「締切のある仕事」と「締切のない仕事」がある。 自由気ままに作品創りをする天才アーティスト以外、ものづくりという仕事に関われば必ず締切がある。 私は25年以上、締切のある仕事をやってきた。この「常に追われている」という感覚が、精神的にあまり良くなくて、病を引き起こしてしまったのではないかと、そんなふうに時々思う。 それで、ここ数年はあまり仕事をつめすぎないよう、比較的ゆったりしたスケジュールを組んで動いている。 それなのに、この2~3週間、ずっと追われていた。

原稿の追い込みは、自らホテルでカンヅメになってみた(後編)

ホテルでカンヅメ生活2日目。 朝ドラを見てから、楽しみにしていた朝食ビュッフェへ。 平日ということもあり、それほど混み合っていなかったので、ゆっくり選ぶことができた。 私は健康のために、朝ごはんは基本的に「人参と大根のすりおろし」と「小豆昆布」しか食べない。(もしくはりんごなど) でも元々は「朝と昼はいくらでも食べられる」と豪語していたくらい大食いなので、こういう自分ルールでの「食べたい物を好きなだけ食べてよい特別な日」は嬉しくて仕方がない。 とはいえ、やっぱり野菜を多めに

原稿の追い込みは、自らホテルでカンヅメになってみた(前編)

こうしてnoteをゆっくり書ける日がまたやってきた。 本当に怒涛のごとく過ぎ去った2カ月だった。 ハードで息つく暇もなく、時には理不尽な対応に憤り、毎日のようにやってくる腹痛に耐え、軽く自分の能力に失望しながらも、とにかく前に、一歩でも前にと思いながらゴールを目指して仕事をしていた。 やっと終わった! この解放された感じがたまらない。 今週、最後の追い込みは「自らカンヅメになる」という選択をした。 作家や漫画家が編集者につかまって、「先生!入稿まであと3日しかないんですよ