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1minute七十二候 蟷螂生 (かまきりしょうず)

芒種<初候>
6月5日から6月9日頃

害虫から農作物を守ってくれる益虫、カマキリの卵が孵るころ。梅の実が黄色く熟す頃でもあり、いよいよ梅雨入りとなります。旧暦では5月にあたり「五月雨(さみだれ)」は、本来梅雨を指していたそうで、「五月晴れ」も同様に、梅雨の晴れ間を指す言葉だったそうです。
この季節 緑が一段と美しく輝きを増し、新緑を楽しむ散策にぴったり!
ブルーパロットがある岡崎エリアもピクニックやお散歩など自然とアートを楽しむのにおすすめですので、ぜひ足をお運びくださいね。

さて、1350年ほど前に天智天皇が漏刻(水時計)を用いて はじめて時を知らせたという「時の記念日」があるのもこの時期です。
世界一時間に正確だと言われる日本人ですが、それはここ100年ほどで培われた感覚だそう。 明治時代に定時法が採用されるまでは、一刻の長さは季節ごとに異なり 時間の把握も城や寺院が鳴らす”時の鐘”によって行なっていました。 明治に来日した外国人は、日本人のおおらかな時間感覚に困惑したと記述しているほどです。

昔の暮らしに思いを馳せて、ゆったりとた時を過ごしてみたくなる季節でもありますね。

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七十二候ってなに?
日本には一年を24に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)と、さらにその二十四節気を3つずつ合計72に分けた七十二候(しちじゅうにこう)という季節があります。
七十二候は鳥や虫、植物、天候などの様子で季節を表現しており、細やかな自然の移ろいを感じることができます。 骨董・アンティークバイヤーとして活躍する傍ら「古き良きものの美しさや、ものを大切に使うことの楽しみ」もご紹介中。 ここでは ゆとりある心づくりのヒントとして、季節の話題を記しています。

What is 72 micro seasons?
In Japan, nature's rhythmic seasons are deeply cherished, inspiring a fascination with the mesmerizing 72 micro seasons. Unlike traditional divisions of four or six seasons, these micro seasons paint a vivid picture of nature's transitions with astonishing precision. Imagine the thrill of witnessing the delicate blooming of specific flowers, the graceful arrival of migratory birds, the tantalizing ripening of certain fruits, or even the intriguing behaviors of animals. This admiration cultivates heightened awareness of the surrounding world, immersing individuals in the mesmerizing beauty and rhythmic harmony of nature's ever-changing tapestry.


© antique blue Parrot Co.,Ltd.


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