牡蠣棚と朝もや。
清少納言も冬は朝が良いとおっしゃっていましたが、雪はなくても多田屋からみる対岸の朝もやはとても幻想的でいとおかしです。
山の山頂には風力発電の風車が見え、海に浮いているブイは牡蠣棚がある場所です。
能登は日本有数の牡蠣の産地でもあり、早朝から牡蠣棚の周りで寒い中作業する景色は、冬の風物詩でもあります。
さらに冬が進めば、雪の日などは黒のブイの上に雪が積もった景色もみることができ、四季それぞれ違った情景を見ることができる、そんな有難味を感じれる時期になります。
冬の朝はとても静かで、凛とした空気の中、入るまでは少し寒いかもしれませんが、露天風呂に浸かって、周りと溶け込むように静かに景色を眺める。これが朝のオススメです。