インナージャーニーって、知ってますか?
インナージャーニーってバンド、知っていますか?
ここ3ヶ月くらいの私は、好きなアーティストをきかれたら絶対「インナージャーニー」って答えちゃう脳みそになってるんです。
きっと、日本の超絶かっこいい音楽たちをたくさん聴いて、いっぱい消化して、積み重ねて、溶け出して、できた音楽なんだろうなって気がしませんか。
かっこいい音楽って、なんだろう。
あなたは、どんな音楽が好きですか。どんなアーティストが、どんな曲が、どんな歌が、グッときますか。
ちなみに私は、👆で書いたように“ルーツを感じる音楽”がすごく好きで。鳴っている音、つむぐメロディー、寄り添う歌詞、彩るアートワークたち、そしてそのひとたちを包むファッション…。そのひとつひとつがあつまった1組(1人)のアーティストを観て聴いたとき、「きっとステキな音楽をたくさん聴いてきたんだろうな」と憧れの気持ちが湧くような、そんな音楽が好きなんです。
きっと、私という人間の中で「好き」と「憧れ」という感情はニアリーイコールなんだと思う。要するにこの2つは、脳みその同じところを使ってるんだと思うんだ。
そこで、私がルーツを感じる次世代音楽の3つを、ここに書いてみようと思います。
1.The Songbards
ロックンロール特有の、胸をキュンって締めつける感じがすごく詰まってるなって。なんというか、音楽がすーって胸の中に溶けて無くなるんだけど、でもこの胸には締めつけられた傷跡だけが残って、たしかにあの音楽は自分の耳を通ったんだってことを感じさせるんです。ビートルズをはじめとしたマージービートや古きロックンロールをたしかに思わせるけど、どこかスピッツにも似た儚さがあって、それが日本っぽい気がして、そこが好きなんです。
2.Magic,Drums&Love
※実はこの前身バンド「住所不明無職」が私のルーツの一つなんですが、その話は一旦置いといて…。
今の日本って、ポップスがまず中心にあって、その隣にロックがあって、ある種ロックが「サブカル」っぽいニュアンスで捉えられてる気がしているんだけど、でもこの曲を聴くと「もともとはロックがポップスだったんだよなあ」って改めて思い出すんです。このキラキラ感は曲の冒頭からラスト1音までかすむことを知らないで、聴いてる私をドキドキさせ続けてくれます。「アナタがいる奇跡」。そんなちょっぴりくさいセリフが最強の正義となりロックとなって、心をしめつけてくるんです。
3.ハイエナカー
この曲を聴くと、1秒1秒をじっくり大切に過ごせる気がするんです。成功とか、失敗とか、お金とか、健康とか、恋愛とかとか、自分を取り巻く全てを、一旦心の横に置いて空を見上げたくなるような曲。過去や希望は無理矢理捨てる必要もないし、かと言って頑張って握りしめてる必要もないんだって思わせてくれます。そんな風にして心を救ってくれるロックです。
音楽によって、ときめきで胸がいっぱいになったり、はたまた気が楽になったり、そのかっこよさにジェラシーを感じたり。
あー。
それなら、
なりたい感情で音楽をセレクトしたら、自分の心をコントロールできるのかな。
いや、そんなわけないか。
からだの悪い部分の足つぼを押してたら治るのかって話だもんね。