ウクライナへの想い
「ロシアによるウクライナ侵攻」
世界中に激震が走ったこのニュースに、多くの人が恐怖を感じ
また、ウクライナの人々を想って悲しみにくれたことでしょう。
一人の独裁者の野望と妄想のために、一つの国の主権が脅かされる。
ネットでもコメントされていますが、
プーチンはヒットラーの再来かと。
奇しくも、ウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ人です。
トロントの私の住むエリアには、大きなウクライナ・コミュニティーがあります。
ウクライナのベイカリー、レストラン、惣菜屋、そしてカフェなどが立ち並びます。
日本に住んでいた時には知らなかったウクライナの伝統的なデザートなど、東欧の文化を味わいながら、移民の国カナダを満喫しています。
また、このコミュニティーは北米で最大の「ウクライナ・フェスティバル」を毎年9月ごろ開催します。
きれいな花がらの刺繍が施された衣装で踊る伝統舞踊や、歌、それに食べ物。
毎年、必ず家族で訪れるフェスティバルです。
その馴染みのあるコミュニティーが、
そして、世界中に住むウクライナ人が団結して、
祖国を想って涙を流し、声を上げて助けを求めているのを見ると、
私も同じ移民として胸が熱くなりました。
カナダでは、それぞれの国の移民たちがコミュニティーを作り、
助け合い、祖国の文化や言語を継承しながら生きています。
そして、他国からの移民に対して、その文化を尊重しながら共存しています。
同じ移民の国として、カナダと隣国アメリカはとても似ています。
でも、文化的にも社会構造的にも2つの国には違いがあります。
それを上手く表現した言葉が、
アメリカは「Melting Pot」人種のるつぼ
カナダは「Salad Bowl」人種のサラダボール
アメリカは、さまざまな人種や文化が混ざり、溶け合って成り立っている国
カナダは、さまざまな人種や文化が、それぞれの特性を活かしながら成り立っている国
移民の国カナダに住んでいると、
「日本人」という自分のアイデンティティを強く意識するようになりました。
移民として私が日本を想うように、
海外にいるウクライナ人が祖国を憂う気持ちが痛いほど理解できます。
CNNで日本政府が、G7と足並みを揃えてロシアをSWIFTから排除し、さまざまな制裁を課したことを伝えていました。
世界が日本をはじめ大国の動きを見ています。
今こそ、世界が一丸となって、この無秩序な暴挙に対処してほしい
と、心から願います。
きっとウクライナの明日はよくなる!
と、信じています。
🌻一人の力は微力だが、無力ではない
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