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8-2 あなたの人生に「余白」はありますか?

こんにちは、WTC Inc.を意外な方向へ進化させた社長の青木です。

#詳しくは前回のnote参照

そうなんです、前号のnoteで書いた通り、ファッションコンセプト「WTC Inc.」の次なるテーマは"ゲーム業界"です。まだの方はそちらを先にご確認ください。シビれます。



UK ゲームコンセプト

と言うことで、整理すると1996年の秋、WTC Inc.はイギリスでゲーム開発をすることが決定した訳ですが、これにはWTC Inc.社長である僕の最近の気づきが多分に含まれています。

「ゲームってプレイするだけがゲームじゃなくね?」

そう、まず先に言っておきたいのは、僕はいわゆるフツウのゲーム少年でした。小学校1年生の時に任天堂からゲームキューブが発売されて(たしか)、「スーパーマリオサンシャイン」やら「ルイージマンション」やら「カービィのエアライド」やらを友達たちとプレイする普通の小学生でした。同世代の方なら懐かしいタイトルたちですね。

当時の僕にとってゲームは楽しむもので、その世界観やカルチャーそのものに入り込んで何か感じたり得たりする機会はあまり無かったように記憶しています。

ところが最近、アメリカのYouTuberやゲーム音楽をオーケストラで演奏する動画をふとYouTubeで見る機会があり、改めて思ったのは、馴染みのある家庭用ゲームというものが生まれてだいたい40年経って、ともすれば現在50歳ぐらいまでの人間なら一度は「ゲーム」という文化に触れていて、もう人間にとって衣食住に並ぶぐらい密接な文化なのではないかと思ったんです。それはもちろんパソコンやネットが普及していくのと同じ道を辿っている訳ですが、あと30年もすれば80歳までの日本人がみんなゲームで遊んだことがある。そんな未来が来るわけです。

ゲームは「ゲーム」という枠を超えたカルチャーである、と僕は自分の中で再定義をしました。

その後にすぐ僕が思ったことは、ゲームの音楽って凄くね?です。

ゲーム音楽はいわゆるゲームをプレイする裏側で流れているBGM的な要素が含まれているので、アイドルのヒットソングや有名なバンドのシングルとは違いバズらせる目的で作っているものではないのですが、それでもゲームソングライターがゲームの世界観や臨場感を演出するために趣向を凝らした楽曲が多く、とても独特な変調やサウンド感を持っています。

ここまで説明すれば、その後はいつものWTC Inc.のテーマと同じで、ビジュアル、食べ物、服、映像作品などへ語り口が結びついていき、「衣食住」の基盤へゲーム世界が密接に絡んでいる事が分かると思います。

ゲームってすげえ。

「余白」を残す

そして、もうひとつ。ゲームの開発秘話や解説動画をYouTubeで見ていると思う事があります。それは、ゲームを作っている人はみんな自由なんです。

人によって違いはあれども、空想の世界を膨らます(ゲームのネタを作る)ためにはある程度ストレスやプレッシャーから解放されることが好ましく、また好きなものを突き詰めることも良いゲームを作る上で大切な要素だと解説している人が多いです。

それは我々の生活の中に自分がどれだけ自分で「余白」=自分の世界 を持っているか、みたいな考え方が大切なのかもしれません。 という思いで、「人生の余白」をもう少し拡張するというのが今シーズンのサブテーマになりました。

目の前の大事なお仕事もちゃんとこなさねばなりませんが、ちょっと1歩引いて自分のことも大切にしてあげてください。

WTC Inc.はそんなあなたを応援するファッションコンセプトでありたいと思います。

ということで、ここまではWTC Inc.のテーマについてお話してきました。次号は実際にどういったアパレルの展開があるのかについて解説します◎

もちろん、来週末に迫った9/14,15のDesign TOKYOにて初お披露目になります。楽しみだー!

「ゲーム」をWTC Inc.へどう落とし込むのか、ぜひご期待ください。


so close to you,
WTC Inc.

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