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2023年備忘録:煙、往来、そして北へ

ども、青いヤギです。

いつも通りに街を歩くと何も感じないのですが、
「もうすぐ年末か〜」と思いながら散歩すると、
不思議と空気がひんやりする気がします。

新手のパブロフの条件づけですかね…
でも、なんだか落ち着くのでこれはこれでよし。

さて、日本に帰国して一週間。
ヤギは春にお世話になったアオイエというシェアハウスで再び生活を始めました。

詳細はこちらから

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そんなアオイエでは現在、
「1年の振り返りをみんなでnoteに書いて、アドベントカレンダーにしよう!」
という企画が遂行されており、
私もそこに参加させてもらっています。

なので今回の記事は、2023の振り返りです、イエィ(๑•̀ •́)و✧
バリやタイ、スウェーデンで感じたこと、などを書けたらと思います。


まあ、気軽に読んでもらえると幸いです。


新年の抱負:潜行〜決める、潜る、深く知る〜

ヒト科ヤギ属の青いヤギは、毎年オリジナルの年賀状を書いています。
最近はiPadを手に入れたため、手書きでカキカキ…

そんな2023年、新年の年賀状がこちら。

2023年の年賀状。
鯨と共に、自分がやりたい領域に潜水しようとする意思表明ですね。
干支の卯は満月で表現。

2023年のテーマは「潜行〜決める、潜る、深く知る〜」
前年はいろんなものに注意がむき、
自分のやりたいことに集中できない一年でした。
なのでそれを反省し、今年こそ、一つのことに没頭しようと決意。
それを、深海の一地点に潜り続ける鯨で表現したのが、この絵。

我ながら結構気に入った作品ですし、今年のスマホのロック画面まさにこれでした。
やる気に満ち溢れていた新年。

さて、そこからどういう生活がまっていたのでしょうか…(´-ω-`)フム


思い通りにいかない留学&VISA申請、すぎゆく日々…

3月にヤギは大学を卒業。
野に放たれ、大人の社会の中で放牧され始めます。

この時のプランは、秋から1年間スウェーデンに語学留学をし、
そのままスウェーデンの大学院に2年間通う。

こういうプランでした(´-ω-`)フム

ただ、日本を離れるとなかなかことが進まないのが世の常。
まず初めに、当初予定されていた語学留学が向こうの都合で急にキャンセルされます。

なんやて工藤…‎( ꒪ཫ‎꒪)
秋からの予定がパーに…

イギリスに進学するか、日本に残留するか悩みましたが、スウェーデンにワーホリでいくことを決意。

うまくことが進めばよかったのですが…
肝心のVISAすら、出国予定日までに届きませんでした…‎( ꒪ཫ‎꒪)

諸手続きや向こうの都合に翻弄され、無情のまま過ぎていく日々…
海外留学、完全に舐めていたというのが率直な反省し、後ろ向きになる日々…

ただ日本に居続けるのも何か違うと思い、
いったん父が暮らすタイのバンコクへ拠点をずらします。


シンプルな考えと人に当たるだけ。バリでの交流と、渡航の決意。

アオイエ高円寺とは満面の状態でお別れ。
(荷物などやり残したこともあります…謝罪)

その後は父が建てた財団のお手伝いをちまちま。
大きな転機は、その後やってきます。

それがバリ島での環境プログラム。
TigerMovという海外インターン斡旋業者が行っている、課題発見型のプロジェクトでバリ島に10日間滞在。
現地の環境課題についてリサーチ、発表するものです。

当時私は飲用水と井戸水の利用について調べていました。
双方のアクセスを比較しながら、「なぜ料金がかかるのに継続して飲用水を購入するのか」について調べていました。


この経験が、大きな糧となりました。

まず気づいたのは、自分はいろんなことを考え過ぎて行動をためらいがちであること。

事業計画を進めるとき、大抵
「このステークホルダーはこう考えるだろう」
「こういう方針で動いたら、おそらくこういう反論がでるだろう」

といろいろ準備するかと思います。
私もやっていたし、むしろ得意な方でした。

しかしそんなメソッド、バリでは全く通じませんでした。

むしろ大事だったのは、
考えみたなら動く、とにかく外の環境にぶつかって現状理解すること。
一度決めたら、結果が出るまでとりあえず目標を変えないこと。
でした。

脳内のアイデアは外に出なければ、結局は机上の空論。
最終的なプロダクトはかなり杜撰なものにはなりましたが、
最後まで目標を貫くというのはとてもいい学びになりました。

そして同時に、がむしゃらでもいいからスウェーデンにいこうと決断することができました。

このとき、親との相談、応援がなければ帰国していたかと思います。
叱咤激励してくれた父には、本当に感謝です…

そこから場所は変わり、ついにスウェーデンに降り立ちます。


遠くを見つめられる場所:スウェーデン

スウェーデンに滞在していた3ヶ月間は、とにかくいろんな刺激に溢れていました。

到着初日はなにもかもが刺激で飽きることのない日々でした。
日本より快適だったし…w(当時の気温およそ18℃)。

そこからいろんな街や大学を周り、気づけば3ヶ月。
目先の情報に流されず、直向きに前を向ける彼の地がもう懐かしいです。

当時の刺激は鮮度ほやほやの状態で他の記事に保存しているので、よければそちらにも足を運んでみてください。

一番大きかったのは、ひとりで長期間、海外に滞在したという経験
日本をでて3ヶ月間一人暮らし。

良い意味でも悪い意味でもストレスが襲い掛かり、それを咀嚼、吸収。
気がついたら一皮剥け、そんじょそこらのことでは怯まなくなりました。

可愛い子には旅をさせよ、とはよく言ったものです。

同時に、種子島で感じたような切なさが込み上げてくるのもたしか。

…おかげで、この国にまた戻りたいという思いが、一層強くなりました。


帰国して:潜行する場所がようやく決まった

途方に暮れていた夏でしたが、スウェーデンで旅をすることで、
自分のやりたいこと=潜行するべきポイントをようやく見つけることができました。

そしてそのまんまの勢いで、来年の豊富も決定。

どんなのかって?

それは新年の抱負の投稿(note or インスタ)をお楽しみに(๑•̀ •́)و✧

あ、でも僕のSNSのどこかで公表しているので、よければ探してみてください。
インスタではないです☆(ゝω・)vキャピ

というわけでこんな感じで2023の振り返りを得ようと思います。

みなさんも寒い(ようで暑い?)季節、風邪に気をつけながらお過ごしください。

ではでは。


おまけ:今年をふりかえるベストショット×10

今年撮った写真の中から、
しみじみとこころにふれるものものを10個紹介。
写真のクオリティより思い出補正(๑•̀ •́)و✧
順番は撮影順です。

(他にもみたい人はぜひインスタアカウントをのぞいてみてください✨
@photo_toru.yagi

機種📸
1枚目:sony α7ii + takumar 55mm f1.8
2,3枚目:sony α7ii + tamron 28-75mm f2.8
4枚目以降:sony α7Riv + tamron 28-75mm f2.8

観光客がいない日のスフィンクス
寝正月を共にしたうちの猫、ニャル。
レンズを向けると顔をしかめるので
こんな顔滅多に見せません。
彼女は今年で16歳。
末長く、靴下のような白い脚を見せて欲しいものです。


石の上にも十万年
一人で本格的に風景撮影に挑んだ初めてのスポット。
ストロボを求め雨の中およそ3時間歩き続けたのが懐かしいです…
(結局なかった)
あのとき出会ったおじさま、元気にしているでしょうか…


凪の雪に、汽笛が咲く
カメラマン親友と福島旅行した時の一枚。
有名は只見線第一橋梁です。
ちょうど雪が止み、静寂な中走るディーゼル車。
気さくな汽笛が山中に響いていたのが印象的でした…


同じ空の下
カンボジア、トンレサップ湖の帰り。
三脚がなかったため、必死に身体を硬直させてとった一枚。
ライトのない田舎の星空、そしてそこから日本と同じ星座を見られることに、
少し涙していました。


卒業
5年間いた大学を卒業したときの1枚。
涙をあまり流さない私の代わりに、泣いてくれている気がしました。
ちなみにこの日は、タイから帰国した翌日で、次の日には大阪へ。
ばかですね…


微と熱
カメラ親友と線香花火を撮影した時のベストショット。
「線香花火を持つ係」と「撮影係」を交代で回しており、
側(はた)から見ると完全に変態カメラマン。
そしてこの日、撮影地にカメラを放置したまま帰宅してました…
(無事に見つかる…本当に日本って安全…)


マジ迷惑な帰省
第二の故郷、種子島を訪問したときに撮ってもらった写真。
ノープランで島に行き、お世話になった島民の皆さんにまじ迷惑かけました…
本当にすんません…
今度はちゃんとレンタカー借りますね。


くじら
尊敬するシェアハウスの友人と初めて行ったねぶた祭り。
ねぶた作品もすごかったけど、
なにより住民のと熱と一体感が夏を加速させた気がします。
まさに鯨の回遊でした。


藍は藍よりいでて藍より青し
バリに行ったみんなで作った藍染めTシャツ。
個性豊かで十人十色なメンツを象徴した一枚で結構お気に入り。
海辺にいたアイアンマンや、毎日泳いだプールが懐かしいです。


Apricity
意味は「雪の日の暖かい陽の光」
スウェーデン最終日に撮影した一枚で、初めての雪交じりの晴れ
旅立ちを歓迎してくれているようで、ひとえに嬉しかった。
また見られるように。

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