信貴山にて今後12年間の人生を考える
奈良県の信貴山朝護孫子寺に行ってきました。
信貴山の朝護孫子寺で「寅」のご縁日にお参りをする事で大変な御利益を授かると言われています。
12年に一度の「寅年」のお祭りです、行くしかないでしょう!
いつも通り、ニコニコレンタカーでトヨタヴィッツを借りて出発です。
私たちには信貴山のお参りと、もう一つの目的があります。
バンジージャンプもできるのですが違います‥‥
それは「タイム寅ベルレター」です!
「タイム寅ベルレター」とは?
トラベルと寅(トラ)をかけているのですが、今年(令和4年)の7月までにこちらで手紙を書いて投函すると12年後に手紙がやって来るという催しものです。
よく小学生が卒業の時に、二十歳の自分に向けて手紙を書くのと似ていますよね。
おじさんでも同じ事をやっていいのです。
12年後の(2034年)のご自身やご家族、友人に手紙を書いてお送りしませんか?
令和4年の寅年を記念して、12年後の寅年に手紙が届く「タイム寅ベルレター」の販売を行います。是非ご参加ください。
開催期間 令和3年12月31日大晦日から令和4年7月3日まで
販売場所 総本山信貴山朝護孫子寺 本堂
大本山 信貴山成福院
大本山 信貴山千手院
大本山 信貴山玉蔵院
信貴山観光iセンター
販売価格 1,000円
(税込・12年後の郵送料を含みます。)
投函場所 総本山信貴山朝護孫子寺境内 世界一大寅
http://www.shigisan.org/
1000円で送料も込みなので、手軽に参加できるとても面白いイベントです。
朝護孫子寺の何か所かで購入できますが、麓の観光案内書で購入すると、空いていれば併設された食堂スペースのテーブルを利用して書く事ができるのでゆっくり考えて書くことができますよ。
12年後の自分に向けて何を書くか?
便箋は1枚だけです、まず何を書くのか思案します。
取り合えず今日のメンバーの事や今の自分の現状を書き出しました。
その後は思いのたけを筆の赴くまま書くだけです。
12年後に自分がどうなっていたいのか?
果たしてそうなっているのか?
そんな事を便箋いっぱいいっぱいに書き記しました。
12年間の歳月であれば生きているか死んでいるかもわかりませんが、12年間目標に向かって頑張りたいと思います。
手紙のあて先は、12年後なので引っ越しているかもしれません。
今住んでるところは、おそらく引っ越ししてる可能性が高いので、安全のため実家の住所を書いておきました。
実家ですらどうなっているかわかりませんが‥
12年という歳月は長いようで短い
12年あれば、小学生は成人して働き出しています。
子供も独立して家庭を持っているかもしれません。
おじさんは、子供が手を離れて既に引退後の老後の夫婦二人での生活を考えだしている頃です。
仕事も一通り何でもできて、衣食住が満たされて生活が安定すると何を欲するのか?
有名なアブラハム・マズローの欲求5段階説で考えてみます。
1、生理的欲求
2、安全の欲求
3、社会的欲求
4、承認欲求
5、自己実現の欲求
定年を迎えた多くのおじさんは、子育ても終わり、欲しいものもある程度手に入れて、SNSでいいねをもらって、仕事でもある程度の結果を残しているのではないでしょうか?
残すは【自己実現の欲求】と‥
定年後の自分を想像してみます…
女性の方は比較的、コミュニティーに入って友人を作り上手くやっている人が多いのではないでしょうか?
しかし定年後のおじさんは会社を辞めると居場所が無くなって、家ではテレビを見て、外では図書館や公園で一人ぼっちで生活している人が多いように思います。
私もどちらかというと、間違いなくそのタイプです。
図書館と公園の散歩が大好きです。
今は家族がいるので寂しくないですが、妻に捨てられたり先立たれたり、そして子供が出て行ったら一人ぼっちになりそうです。
ぼっちです。
おそらく確定です‥。
自分にとっての自己実現の欲求は、定年後も働き続ける事の出来る居場所作りと、その活動や趣味を一緒にできる友人作りです。
同世代の友人だけでなく、自分より年の若い人とも仲良くなれるようになって(うざく思われないように‥)一緒に何かが出来ればきっと最高なんだろうと考えます。
12年後の自分はきっと自分の居場所を作り、多くの仲間に囲まれて4月にみんなで桜の綺麗な公園でレジャーシートを敷いてお花見をしている事を期待して頑張ります。
もしその夢が叶えば、次の段階である、自己超越の欲求を目指したいと思います。
今まで様々な欲求をその時々に満たして来たとしても、その積み重ねてきたその時の自分にしかできない事をやって生きていきたいと考えます。
がんばるぞー!!
おわり