コロンブス⑤

今日もほとんど読まれないと思いますが書きます。

人気のあるグループだから、やはり批判的なことは言いづらいし、書きづらい。

でもこれは書かなければいけない問題です。

簡単にフタをしてはならない。

で、この問題ですが、やはり一番大きいのは、あのMVが支配-被支配の関係性によって成り立っているからです。

昨日書いたようなこの構図が成り立たなければ、何の問題もない。

もちろんコロンブスが行かなくても、当時であれば誰かしらが同じことをしていたでしょう。

ただやはりコロンブスは「象徴的」な存在になっている。

だから無邪気に、自分をコロンブスになぞらえ、しかも先住民を類人猿に例えたとしか見られないMVが許されるはずがない。

無邪気に支配-被支配の構造を批評性もなく表現してしまっている。

それがこの問題の核心でしょう。

ただ、本人も事務所もレコード会社もそのことを理解していない。

だから取り下げれば済むと思っている。

おかしな話です。

明日はこの周囲の対応について書きたいと思います。


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blue but green
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。