作曲・編曲99
今日は一旦いつもの記事は中断して、別テーマで書きたいと思います。
ミュージックステーションで「サビから始まる名曲ランキングベスト20」てやってましたが、そのことが気になったからです。
「サビで始まる」という言い方でまず括るのが乱暴なように思えるんですよ。
曲の構成からすれば、イントロが入るか入らないかで大きく印象は変わるはずです。
後、イントロが入る場足も、その尺の長さによって全くイメージは変わります。
当たり前ですが、尺が長ければ長いほど、サビから始まるといった感覚は低くなるし、短ければ短いほど、サビから始まる、という感覚は強くなる。
で、これって全体の尺とも影響していて、昔の曲の方がイントロが入ることが多いでしょう。
全体の尺が長かったから、その分イントロがあっても平気だったんだと思います。
ただ最近の曲は3~4分台が標準なので、イントロを長くしてはバランスが取れません。まあ中には宇多田ヒカルさんの「Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー」のように12分超えの曲もありますが、これは例外で、アルバムの中だから出来る話でしょう。
シングルだったらやはり難しいでしょう。
前から書いている話ですが、やはりサブスクの普及の影響が強いんだと思います。
サビから始まるかどうかにかかわらず、もはやイントロのない曲も多いですよね。
こうなってくると、やはりサビから始まる曲というのはなおさらインパンクトが出てきます。
その上、サブスクは出だしが勝負だから、こういった曲は増えていくでしょう。
ただ、そこには「落とし穴」があります。
その点について、明日記事にしたいと思います。
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