コード⑦
減5度系の和音を取り上げていったのに、いつの間にか全然関係ない△7に行ってましたね。
脈絡が無くてすみません(汗)。
やはり基本に立ち返り、三和音に戻りたいと思います。
使用頻度が高いと言えばやはりこの大好物のこのコード、
sus4です。
基本は同じ根音のメジャーコードに進むことが多いですよね。半音移動でスムーズに動くからでしょう。
極々簡単に「緊張」と「弛緩」の関係が作り出せます。
まあそんなに「緊張」という感じでもなく、軽い緊張だから使いやすいんだと思います。
ⅤやⅠでの使用頻度は高いですよね。Ⅳはノンダイアトニックコードになるので、使用頻度は低くなります。
他にも色々な使い方がありますよね。Ⅰに行きたいんだけれども4度上の音をメロで使いたい時には有効です。
まあ4度の音をそこのメロに使うこと自体が少ないような気もしますが(笑)。
昔はドミナントモーションが嫌いだったので、特によく使ったような気がします。Ⅰsus4をⅤの代わりに使うとか、そういうことは良くやりましたね。まあこの場合、第二転回形の最低音がⅤと同じになり、かつⅤ7の7度の音が共通しているので、代理和音的な意味合いでの解釈も可能でしょうが。
ただアルペジオを入れるとちょっと不自然なので、結局単なるadd11と同じ構成音のコードになったりすることもありましたが(笑)。
頻度としては少ないですが、同じ根音のマイナーコードへの進行も出来ます。
今リメイクしている曲のコード進行でも使ってるんですよ。
Aメロが「Ⅵsus4ーⅥmーⅤsus4ーⅤーⅥsus4ーⅥmーⅤsus4ーⅤ」です。
「何これ?」って感じのコード進行ですよね(笑)。でも意外といいんですよ。この進行。ただその後の展開が難しいんですよね。なのでほかに作っていた曲をこの後に持ってきています。
調性感が薄いコードなので、多用すると難しい部分が出てくることがあります。なので、基本は程よく、かつメジャーコードへの解決する使い方が一番いいんでしょうね。
明日はまた別の三和音について書きたいと思います。多分次で三和音はおしまいになると思います。
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