関ジャム「キーボード特集」

本当は今日は別の記事を書く予定でしたが差し替えます。

昨日在宅勤務で早く上がれたので録画していた関ジャム見たんですよ。

「キーボード特集」、結構タイトル見た時点では期待していました。

内容はがっかりです。

キーボードのことをほとんど語っていないじゃないですか。

ピアノの話ばかり。

キーボードはピアノの代替品と言わんばかりの内容。

前にも「鍵盤楽器」というタイトルで記事を大量に書いたことがありますが、ピアノは鍵盤楽器の一つでしかない。

で、例えばピアノとオルガンでは運指すら違う。

なのにほぼピアノ一辺倒。

自分も鍵盤も弾きますが、ああいう発想はしません。ピアノ出身じゃないし。

あの3人、ほとんどピアノにしか意識がいっていないんですよね。

だからピアノの延長線上の演奏しか出来ない。

音楽的にもピアノ的な使い方しか出来ない。

あれだけ種類のあるキーボードであれば、もっと別のことが出来るはずです。

例えば「真夏の果実」のイントロ、実際には小林武史さんが作ったものと思われますが、あれはピアノの延長線上では思いつかないでしょう。

この曲では小林武史さんもキーボードを弾いていますが、おそらくシンセ的な部分を弾いているのかと。

「ピアノ特集」ではなく「キーボード特集」なのだから、その点に精通している方が出てこないとお話しになりません。

まあ確かにピアノ出身者が多いので3人揃えるのは難しくても、誰かしら1人は入れておかないと片手落ちのように感じます。

で、当たり前ですが、そういう方の方が音楽的な幅は広いです。

シンセの使い方を知っているかいないかでその人の音楽は全く違ってきます。

実際「プロデューサー」になる方はほとんどシンセをこなせる方達ですよね。

そういう意味では残念な企画でした。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。