曲と歌詞⑧
昨日は「二時間だけのバカンス」を取り上げましたが、言葉の意味の二重性を使った歌詞で、有名な作品がありますね。
「Hotel California」です。
あまりにも有名ですよね。キャプテンに「自分にワインを持ってきて」と言った言葉への返答が「1969年からここではスピリッツは置いていない」という部分です。
Don Henleyが「wineはspiritではないのでは」、と言われて、そんなこと位知っている、と言うのも当たり前ですよね。
まあ言っている方が間違いかと言えば間違いなく「醸造酒であるwineはspirit(蒸留酒)ではない」が正解ですが、そういうことを言いたいんじゃないよ、ということです。
そういう意味でこの言葉を使っている訳ではありませんから。
この曲の歌詞自体。いわゆる「暗喩」が多いので、表面だけを捉えるとこんな変な話になってしまいます。
ただそうやって考えると、何故簡単に「分かる」歌詞と「分からない」歌詞があるのか、という疑問にぶつかることになります。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。