演奏が上手いということ㉑

昨日は木管楽器も難しい、とだけ書いて終わりましたが、今日はその理由について書きたいと思います。

音程の問題に尽きると考えています。

もちろんそれだけではないのですが、それ位この問題は大きいでしょう。

例えばピアノであれば、同じ鍵盤を弾く限りほぼ同じ音程の音が鳴ります。

厳密に言うと違うのですが、演奏方法で生じる差異より、調律の問題に由来する差異の方が遥かに大きい。

だからこそピアノはここまで普及したと言ってもいいでしょう。

ただ木管楽器だけではなく、管楽器自体、息の入れ方だけで音程自体が変わる。

ギターの方が音程はぶれます。

ギターは左手で音程を作りますが、実際には押さえ方自体で音程は変わります。

ただ、チューニング由来での音程のずれの方がはるかに大きい。

ただ管楽器は、息の入れ方自体で音程が全く変わります。

むしろ金管楽器はここで音程を作っていると言ってもいいでしょう。

ただ木管楽器の場合、金管楽器と違って指でほぼ音程を作っている分、ここで生じるずれは、単なるずれで終わりやすい。

単に音程が正確に出せない、というだけの話で終わります。

ここに木管楽器の難しさがあると考えています。

詳細については明日書きたいと思います。

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