コード⑭
で、次はやっと6系のコードに移りたいと思います。
そうは言ってもメジャーコードの6とマイナーコードの6では意味合いが違うので、個別に書きます。
まずはm6からいきたいと思います。
というのも意味があって、m6は短3度下のm7ー5の第一転回形になるからです。
m7-5の方がdim7より使用頻度が高いのも、これが短調のⅡ-Ⅴ進行にかかせない、といった理由だけではなく、完全5度を内包していることも理由だと考えています。
ハーフディミニッシュ、とは良く言ったものですね。
ってm6の話書いてるんだった(汗)。
ただこれって結構重要な話なんですよね。というのも、m7-5の方が機能が明確であるが故に、m6とは表記せず、onコードで表記する場合もあるからです。
転回形にすると別のコードになる例についてはこれまでも書いてきましたが、このm6もまさにそういったコードです。m6の第三転回形は短3度下のm7-5ですから。
もちろん実際には根音の働きというのは重要で、転回形にするとコードの機能が変わる場合も多く、そんなに単純なものではないのですが。
あ、これってコードの響きを書いている記事でしたね(汗)。
まあ、それほど目にするコードではありませんが、実は隠れm6のようなコードもあり、重要なコードです。
自分は全く使いませんが(笑)。
やはりm7-5は強進行を形作る上で、あまり転回形は好ましくない、と考えています。
あ、またコード進行の話になってる(笑)。
実際にm6と表記をする場合のほとんどはクリシェとして使用していることを明示したい時だと考えています。
これは6thでも一緒ですが。
で次は6thあたりになるんですかねえ。
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