作曲の方法論73
タイトル変えました。内容的にこの方が適切に思えたので。
今日は自分の曲の制作方法について書きたいと思います。
まあ誰も興味ないかもしれないけど(笑)。
ただ詩先と曲先では全く作り方が違うので、まずは詩先についてから。
詩先の場合は必然的にメロから制作します。
というのもやはり言葉にあったメロを付けないとアンマッチが起きるからです。
ただ、勘違いされやすいのは詩の全体を見てメロを付けている、と思われることです。
自分の場合、フレーズ毎にメロを付けていって、後で合わせます。全体を
通してだと、逆に言葉ありきでは無くなってしまうんですよ。
ただ、1コーラス目の詩に付けたメロが2コーラス目のメロと合わない場合はシンコペーションなり詰めたり伸ばしたりで調整してますが(笑)。
ここで詩を変えてしまう方もいらっしゃるようですが、それでは詩先とは呼べないし、詩先である以上、詩を変えるべきではないかと。
自分で書いた歌詞であれば変えても何の問題もありませんが、他の方の書いた詩であれば、こちらとして曲を書く以上、もちろんその内容を考えながら書くにしても、その方がどういう想いでその詩を書いたかは、本人でないと分からないから。
後、作成したフレーズ間のキーが違う場合も出てきますが、そこは微妙なところですね。もちろん調性を揃えるのが基本ですが、そうすると違和感が出る場合があります。
そういう時はやはり転調させるしかありません。
この辺の判断は正直微妙なところですが、曲として全体の流れを阻害する要因っとなっていない限りはフレーズを移調した方が自然で、転調はよほどのことがない限りしません。
これを全部転調でやると転調だらけの曲になりますからね(笑)。詩を書いた方からすれば、「何これ?」になりかねない。
まあ話が長くなりましたが、詩先の場合、基本はいかにその詩から旋律を引き出せるかどうか、それに尽きると思います。
今日書いた内容は、あくまでもそれを実現させるための「手段」です。
明日は曲先の場合について書きたいと思います。
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