YouTubeでの音楽活動168
まずはお詫びから。
附番が完全に誤ってました。
重複する附番が何個か見つかりました。
修正したので、これが正しい附番です。
後、今日は昨日の続きを書くつもりだったのですが、やはりテーマが重いので、一旦中断したいと思います。
これからが本題です。
YouTubeでの音楽活動で、これまで「カバーの有効性」について書きました。
ただそれをやってはいけないジャンルがあります。
いわゆる「ジャズボーカル」です。
ジャズは基本自由度が高いから、そもそもカバーという概念自体が存在しない。
原曲は演奏を展開する上での素材でしかない。
ただ「ジャズボーカル」だけは違います。
やはり「歌モノ」だと、自由度は低くなる。
人間の歌はやはり一定の制約がありますから。
その上、基本メインは「歌」です。
「歌」を破壊するようなアレンジは出来ない。
そうなると、変化出来る幅が極端に狭くなる。
それにまたその上、既存の作品で優れた作品が数多ある。
ちなみに「As Time Goes By」を英語版のWikipediaで拾って見ると
Rudy Vallee, Billie Holiday, Jimmy Durante, Louis Armstrong, Frank Sinatra, Nancy Sinatra, Natalie Cole, Harry Nilsson, Carly Simon, Vera Lynn, Bob Dylan and Bryan Ferry.
って感じです。もちろんこの中にはジャズシンガーではない方も含まれてはいますが、こういった方達と直接対決になるんですよ。
他のジャンルであれば、アレンジを変えることによる効果はあります。
ただ「ジャズボーカル」と言った時点でそれは特定のイメージを想起させるものになる。
まあそれ以上にBillie Holiday, Louis Armstrong, Frank Sinatraが歌っている時点でもはや勝算はありません。
だからこういうカバーだけはしない方がいい。
よほど自信がない限り。
まあ自分自身「ジャズボーカル」はジャズではないと思っていて、あまり聴かないのですが(Billie Holidayだけは別、Chet Bakerも好きですが、いわゆる「ジャスボーカル」とは言われない存在なので…)、逆に言うと、「誰が聴いても」という世界になってしまう。
まあ、普通出来ないでしょうね。競争が激しすぎる。
明日は元の記事に戻るつもりだったのですが、書きたいことがまた見つかったのでまた寄り道します。