図書館③
昨日は何故このアルバムが置いてあるのか分からない例を挙げましたが、自分が理解出来ていなかっただけで、実は理由がある、という作品もあります。
Mike Oldfieldの「Crises」がいい例です。
図書館で借りるまで、このアルバムの存在自体知らなかった。
Mike Oldfieldって「Tubular Bells」の人という認識しかありませんでした。
ただまあ名前は知っていたので借りたんですよ。
でこの中の「Moonlight Shadow」を聴いて、「隠れた名曲発見」と思って満足しました。
全体的にも良く出来たアルバムでしたし。
でも「Moonlight Shadow」、YouTubeの再生回数億超え曲だった…。
滅茶苦茶恥ずかしかったですよ。
ちなみに吉本ばななさんの「ムーンライト・シャドウ」もここから来ているそうで…。
カバー作も数多くあるので、オリジナルを知らない方でも聴いたことがあるかもしれません。自分も以前カバー作をショッピングモールで聴いたことがありますから。
ただ言い訳をすると、この曲USチャートには入っていないんですよね。
そもそもUSでシングルカットされたのかも知らない。
今でこそ変わってはきていますが、「Billboard Hot 100」、これに入らない曲はなかなか耳に入り辛かった。
かってはやはりここを中心に音楽が回っていたのだと感じています。
日本人がここにチャートインするのは至難の業ですからね。
ピコ太郎はチャートインしたけど(笑)。
つくづく感じたのは、音楽を聴いている方だと思っていても、実際には大して聴いていない、ということです。
もっと精進しないとダメですね。
ただ「Crises」、決して「Moonlight Shadow」だけの作品ではなくて(日本版のウィキには「Moonlight Shadow」だけ出てますが)、個人的には「Tubular Bells」よりも好きな作品と言っても過言ではありません。
図書館のいいところは、やはりこういう「掘り出し物」が見つかるところにあるんですよ。
公共のお金が使われていることに意味があるのかもしれません。
まあたまには意味のあることに税金使わないと。
自分のためにしかなっていないような気もしますが(笑)。