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韓国での産後 #1 入院生活

韓国は通常分娩の場合2泊3日、帝王切開だと4泊5日の入院期間となっています。
もちろん経過によって例外はあると思いますが、私は結構な縫合があり、次の日にも処置があったにもかかわらず2泊3日でした。

1泊目は一人部屋が満室ということで四人部屋に。
保護者は床の狭いスペースにストレッチャーの低いバージョンのようなものを敷いて寝るという結構不便な感じでした。

翌日は一人部屋に移れるということだったのでとりあえずは我慢。
というか、私はもうどこでもよかったです。
疲れていたし、ぐっすり眠れると思ったからです。

ですが、実際は全然違いました。
興奮状態&縫合箇所が痛すぎる&トイレに行くよう命じられる、そしてトイレに行くのも一苦労ということで全然眠れません。

携帯をいじってみたり、ひたすら言われるがままにお水を飲んだりして眠りについたのは明け方だったと思います。

そして、病院ごとに違うかと思いますが、私はその日は赤ちゃんの姿を見ることができませんでした。
夫だけが決められた時間に新生児室に行き、沐浴を済ませた赤ちゃんの写真を撮ってきてくれました。

まだ生まれた直後にほんの一分に満たないほどしか赤ちゃんを見ていないせいか、実感もいまいち湧かず…。
なんだか気分だけは妊娠前に戻ったような…そんな感じでした。

翌日、朝食を食べた後に一人部屋に移りました。
保護者用のソファもあり、なかなか快適でした。
もうちょっと長くいたかったくらいです。

病院の食事はこんな感じ。



思ったより結構豪華で、私の口には合っていました。食べるために座るのは結構きつかったです…

そしてここから毎食わかめスープの生活が始まったのでした。

その後縫合の後の処置のために分娩室のあるエリアに行ったりとばたばた過ごし、赤ちゃんは夕方にお部屋に連れてきてもらうことができました。

ちっちゃくて、つるっとしていて、とてもきれいだと思ったのを覚えています。

夫と共に撮影会が始まり、看護師さんに基本的なお世話の方法を聞いて、赤ちゃんは新生児室に戻りました。

あっという間の入院生活。
とにかく痛いけど、気分はいい、そんな感じでした。

次の日には病院に併設された産後調理院に向かいます。
話は何度も聞いていた調理院。
天国だという人もいるし、地獄だという人もいました。
さてどんな生活が待っているのか。

一言で言うと、私にとっては「とっても忙しい天国」でした笑


*つづく*
読んでいただきありがとうございました:)

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