![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61334345/rectangle_large_type_2_d9d7f633d5c6ee8de82f461951827af4.jpeg?width=1200)
幸せのヒント
私は地元の市立の小学校に通う、ちびまる子ちゃんみたいな、どこにでもいるありふれた小学生だった。周りもそんな感じだったし、変だと言われるのは怖いからこれでいいんだと思ってぼーっと過ごした。そのまま成長して、何となく大人になった。そこから、私のこれまで溜め込んだ課題が一斉に押し寄せてきた。
うやむやにしたまんまの課題が、これ以上放っておけないほど状態を悪くさせてね、締め切り間際にお尻に火がついてとにかく解消せずにいられない感じ。
そこで学んだことは、いまの自分をしっかりと形作ってくれている。
ただ、知っていればお尻が燃えるような思いはしなくて済んだと思うので、なるべく今のうちにと思い、子どもにも教えていっている。伝え漏れがあると勿体無いいのでまとめてみた。
・自分を幸せにできるのは自分
誰かに幸せにしてもらえると期待していると、幸せにはなれない。幸せになりたいと考えているうちも幸せになれない。いま、自分には何があるのか知ること。見えるもの、見えないもの、どちらもたくさん持っているということを知ること。自分の心を知ること。日常を過ごしているとつい忘れてしまうから、常にこれを感じて自分を幸せな状態にしよう。
・時間を守る
小さい頃は、親や先生が時間を教えてくれる。徐々に自分で管理しなければならなくなって、大人になると完全に自由で、全ては自己責任になる。
子どもに伝えるなら、「一緒に遊ぶなら、時間を守って待ち合わせにきてくれる人と、時間を守らず約束の時間になっても来ない人、どっちと遊ぶ?」時間を守ることは、信頼してもらえること。
時間を守ることは、自分と約束すること、自分の時間を守るということ。
・友達は大事
人の悩み事のだいたいは、人間関係によるもの。食事でも、ひとりの方がいつでも自由に好きなものを食べられるけれど、友達と食べた方が何倍も美味しいし楽しい。
・自分を大切に扱う
お気に入りのぬいぐるみは、可愛いねって言って一緒に遊んだり、汚れたら洗ってあげたり、一緒にベッドで寝たりして、窮屈そうなところに詰め込んだりしない。自分もそういう風に大事に大事に扱ってね。
・親も人間
私は親だけど、できた人間ではないから、お腹が空いていたり、時間がなくて焦っていたり、疲れていたり、生理の影響だったりで、やたらとイラついて怒ることがある。それは、娘が私の飲みかけのコーヒーをこぼしたから怒ったのではなくて、私のどこかが調子の良くないところがあって、そのストレスを発散させるために怒ったのだと知っていて欲しい。
だから、怒らなくてもいいところで怒った時は、事情を説明して、ごめんね、と謝り許してもらっている。
ちなみに夫はそんなこと考えてないので、気分のままに怒っては泣かせている。まぁ、そんな人もいるのよ。自分がそうなる時もあるのよ。そんなもんなんだと知っていれば、”許す”というハードルが下がると思う。
・感情を大事に扱う
『嬉しい・楽しい・幸せ』というポジティブな感情は割と素直に表しやすいし、他人と共有もしやすい。けれど、『辛い・苦しい・悲しい・寂しい』というネガティブな感情は表現が難しい。小さい頃は、すべて泣くという表現で、気のすむまで泣くこともできる。年齢が上がると、学校、習い事、宿題、日々の生活と忙しいので気のすむまで泣くのが難しくなる。そのうち、気持ちの切り替えばかりうまくなってしまって、ネガティブな感情を未消化のまま溜め込んでしまったのは私だ。冒頭の通り、お尻火傷したよね。
だから、悲しい時は泣けばいい。怒りたい時は怒ってから、悲しかったことを悲しめばいい。痛いところは、今は、ママがさすってあげるからね。大人になったら自分でさするといいよ。寂しい時は、「かまって」って言えばいい。もういいって言われるまで抱きしめるよ。
・許せるというのは大切
早速矛盾するようだけれど、『許せない』も、いい。
世の中には、理不尽なことだらけだ。いま色んなものが便利になって、喉が乾けば水道からじゃぶじゃぶと水が出てくる。暑いときはエアコンをつければ部屋全体を快適な温度に調整できる。そんないまでも、理解できない嫌なことに遭遇する。
そこで、許すというのはとても精神衛生上、大切なことだ。許さないとは、ずっと見張っていなければいけない。ずっとその時の苦しみを反芻し続けなければいけない。かといって『許せない』と苦しむ必要はなくて、許せないうちは、ネガティブな感情を消化できていない状態だから、とことん許せない!を味わえばいい。
こどもへの愛は言葉で何度でも伝える
愛は形で見えないから、愛してるよーっていってあげるといい。その瞬間、特に色濃く愛を感じる事ができるから、そういう時間を何回も作るのはとても大切だ。喧嘩することも怒ることも、がっかりする事があっても、いつでも愛してるよって伝える。それから、あなたが生まれてきて私は幸せだよーって伝える。バカでもダメでも失敗しても愛してる。
話は変わるけど、そういえば昔占いをしてもらったときに、自分のルールを作るといいよって言われたなー。当時はピンと来なくて、ずーっと埃をかぶった課題のようだったんだけれど、いつの間にかこんなに大事なルールができてたんだなぁ。
与えることやお金のこと、ビジネスやあり方のこと、まだまだ私が勉強中のこともあるので、もし自分なりにまとめることができたら、ここに書き留めておこうと思う。