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愛と哀しみの栞つくり

 あけましておめでとうございます。
青野です。ようやく、熱も下がり日常にもどってきました。
インフルでもコロナでもなさそうです。

 私は、4年間小学校の図書館で、有償ボランティアとして活動してきていました。そこでは、子ども達の読書活動推進のために、読み聞かせイベントや、季節の行事に合わせて壁を装飾したり、新しい本の購入をしたりしていました。

 子どもたちが、どうしたらいっぱい本を借りて読んでくれるのか?という工夫の一つで、図書館カードがいっぱいになったら栞がもらえる。という仕組みを作っていました。

 この栞なんですが、、。
けっこう大変で、、。しおりなんてなんでもいいじゃん。と思われるかもしれませんが、子ども達に欲しい!と思われる栞でなければいけません。

 前は、こども雑誌から人気のキャラクターを切り抜いたものをボランティアのママさんに持ってきていただいたりしていたのですが、最近は雑誌も買わなくなったり、して素材収集が難しいいのです。

いまだったら、ちいかわ。になるのかな?

 本を購入し、ブックカバーをはずして、ビニール(ブッカ)をかけるので
ブックカバーは捨てることになるのですが、もったいないので、その本のキャラクターの絵をくり抜いて、貯めておいて、余ったビニールをかけて、プレゼント用の栞を作ります。

 人気のキャラクターの栞は、あっと言う間になくなるので、もらえなかった子は、ちょっと悲しい顔になり、妥協した栞を持っていくことになります。

 私は、
「ごめんね。昨日、あのキャラはなくなちゃったんだよね。」
と、こどもに謝ります。

 たかが栞なのですが、ボランティアで、一度豪華にしてしまうと、ずっと豪華な物を作ることになりがちです。
1,紙の材質
2,ラミネート
3,紐、リボンの有無

そうだ、ボランティアさんにお願いして、家庭で出たラッピングの可愛い紐を集めていたた頃もありました。

 しょぼくなった栞になった時、予算をかけてまで栞をつくることはありませんでしたが、PTA主催のお祭りでは、細いリボンを大量にしおりように購入しました。

 近隣の小学校の図書館では、紙の卸問屋さんが、製品を作ったあとに出る端材を寄付してくれるそうで、キラキラした特殊な紙や、上質な紙が栞に使われていました。企業もゴミが減らせて、図書館ではお洒落な栞が出来て、
いいことだな~。と羨ましく思いました。

 さて、私は、栞は作るほうでいろいろ経験した経緯がありますが、あまりこだわりがありません。1冊ずつ読み切りスタイルだからです。そんなに、いっぱいいらない。友達は、複数の本を同時並行に読むので、しおりがたくさん欲しいらしく、付箋を大量に消費するといっていました。

 NOTE村には、読書好きの方が多いですが、栞は好きですか?
栞は、どんなものが好きですか?


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