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これから真面目な「うんこ」の話をしよう。
こんにちは〜😊青野です。
これから、真面目なうんこの話をします。
ご飯前の人は見ないでね。
私が小学校の3,4年生の頃だったか、きょうだいと、父に、とある牧場に連れて行かれました。
緑豊かな牧草地に、ゆっくりと草を喰む牛さんたち。気分はハイジで、わ〜い。と走り回っていました。いや、走り回ることは、出来なくて、登って歩いていました。山がちな牧場なのです。
ドラム缶を切って水を入れた巨大な器に、ビールをぷかぷか浮かべていて、牧場主さんはそれを1本父に渡し、2人で飲みながら、喋っていました。
私たちは、退屈なので、牛舎に入ってみました。そしたら、足下にブニュとした感触があり、牛糞を踏んでいました。
「きゃ~」
と、叫んだかは、忘れましたが、新品の白い運動靴でうんこを踏んでしまったのです。気分は最悪でした。
よく見ると、草むらにはうんこが、そこかしこにあるではありませんか。ハイジ気分は台無しです。
あとで、牧場主Sさんの本を読みました。
彼は、自然酪農家で、鉄柵もなく、牛たちの餌も自分の土地の牧草で、育てていると。
牛さん達にストレスを与えない酪農法で、いい牛乳が出来るのだそう。
牛糞が、牧場の牧草の肥料になっているわけです。自然に。もう、かれこれ、〇十年前から、このような自然農法を実践されている方がいました。
父には、遊園地には、連れて行ってもらえなかったけれど、貴重な体験をさせてもらって感謝しています。
昨今、円安で海外の輸入飼料の値上がり、牛乳が余っているから、捨てさせるとか、牛さんを減らすとか、酪農のニュースは暗いものばかり。農協や国の政策で、借金して大規模化するも、かけた梯子を外されて、困惑する酪農家さんも多いと聞く。
野菜畑の化成肥料も、値上がりや無くなるみたいな話をYouTubeの専門家のおじさんが、言っていたけれど。
そもそも、海外の飼料や肥料を頼らなければ、良いのでは?と、思ったりする。牛乳も大量生産でなくて、質の良い物を高く売る。子どもが少なくなっているし、中高年の健康志向もあって、大量に売る時代は、少なくとも国内消費では終わったような気がする。
2024年の能登半島地震で、携帯トイレへの注目が集まり、コンポストトイレも注目されるようになった。
都会ではさすがに、処分の先に困るが、土地が十分ある地方では、肥料として活用できるのでは無いかと、妄想する。
落語に出て来る
「お前の長屋でクソしてやらないからな。」と言う悪態も、大家の収入になる肥料のうんこに対する当てつけだとか。
グローバルな大きな経済の輪に振り回されないで、地域経済の小さな輪で足腰丈夫な農業や酪農が、うんこで出来たら良いのにな〜。と思うのです。
以前、私はダンボールコンポストを、4,5年実践していて、ゴミが減って良かったのですが、出来た肥料がちょっと困り物でした。この肥料の受け入れ先が、仕組みとしてあればな~。と思っていましたが、市が受入れ体制を作ってくれたので、本当に良かったと思います。
コンポストトイレも、自治体レベルで、そんなしくみが出来たら、最高の循環する社会が出来て良いのにな〜。と思いました😊