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冬あそびの提案|フィールドサインを探そう!

ここ最近のプラス気温のおかげで、寒さがだいぶ和らいでいる。
近所の小川もつい先日まで、凍えてひっそり息をひそめていたが、
今朝は雪解け水と共にサラサラと流れていく音が聞こえてきた。
まだ少しだけ遠い春に思いを馳せながら、近所の河畔公園まで足を延ばす。

最近、散歩するときにひそやかな愉しみがある。
フィールドサイン探しだ。
フィールドサインとは、足跡や食事の痕など、動物たちが残していった痕跡のこと。
夏場だと動物たちの姿でも見ない限り、なかなか存在を確かめることはできないけれど、冬場は「足跡」という痕跡を残してくれるので、「ここにこんな動物が通ったのか~」なんて、色々想像を巡らせることができる。

これは何の足跡でしょうか?
前の小さな足跡はタヌキ??
おそらくキツネかな??
こっちはきっとエゾリス!

ちなみに、里山にいるイヌ、ネコ、タヌキ、キツネは指4つの足跡が特徴で、見分け方はざっくり以下のとおり。

イヌ・・・ 4つの指の間隔が狭く詰まっている
ネコ・・・ しょ球が台形の形をしており、爪痕が残らない
タヌキ・・ ネコの足跡に似ていて、爪痕が残る
キツネ・・ 指が縦に細長く、真ん中の2本指が左右の指より前にでる 

このほか、リスは蝶々のような形をしており、ウサギはYの字のような形をしているそう。
動物の種類ごとに足跡にも分かりやすい特徴があるようだ。

夏や秋はアカゲラやツグミ、ヤマガラなど野鳥を探して空を見上げなら歩くのが楽しみだったが、冬になってからはもっぱら地面ばかり見て歩いている。笑

ダイサギ 置物のように微動だにしないのだけど、割と警戒心が強め

今週末は、シマエナガ探しに別の公園に出かけようと思っているので、面白いフィールドサインに出会えるといいなあと考えている。
ちなみに、フィールドサインを調べるのに以下のサイトがおすすめ。

私たちの身近な場所にも「えっ!こんな動物が住んでたの!」なんて意外な発見があるかもしれないので、お休みの日はフィールドサインを探してみてはいかがだろうか。

池の上にも足跡がたくさん

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