クリスマスにオススメな本
・森見登美彦『太陽の塔』
・朝井リョウ/あさのあつこ/伊坂幸太郎/恩田陸/白河三兎/三浦しをん
『X'mas Stories―一年でいちばん奇跡が起きる日―』
こんにちは。しげです。
今日は2019/12/24。 クリスマス・イブですね。
僕はいくつになってもこの時期が好きです。
街はキラキラ輝いて、楽しげな音楽が聞こえてきて、可愛くて美味しそうなケーキがあちこちに並び、街ゆく人々の笑顔が溢れている。
街を歩くだけでもワクワクしますね。
今日も、ケーキの箱を片手に歩く人々をよく見かけました。その人達の顔は心なしかニコニコしているように感じました。
こっちまでなんだか幸せな気分になってきます。こんなことを書いているということは多分、浮かれてるんでしょうね。(笑)
そんなクリスマス・イブに腐れ大学生がわちゃわちゃ奮闘する小説があります。森見登美彦の『太陽の塔』です。
この時期になるといつもこれを思い出します。森見登美彦の初期の作品なので、とても濃いです。『夜は短し歩けよ乙女』などが好きで、まだこれを読んでない人は、あまりの濃さに圧倒されるのでは?(笑)
そんな『太陽の塔』が刊行されたのは結構前。しかし、漫画版の『太陽の塔』3巻が本日発売されたそうです。僕は漫画版を見たことはありませんが、絵を見る限り面白そう。活字が苦手な人は漫画から入ってみてはいかがでしょうか?
また、活字が苦手な人でもチャレンジしたいという方は短編集などもオススメですね。
朝井リョウさんを始め、あさのあつこさん,伊坂幸太郎さん,恩田陸さん,白河三兎さん,三浦しをんさん6名の人気作家が、クリスマスを題材にした6つの奇跡を描いてくれました。
それを集めたのが、
『X'mas Stories―
一年でいちばん奇跡が起きる日―』
どの奇跡も本当に面白くて、読んでいてクリスマスが楽しくなること間違いなしです。短編なので、読みやすいですし、色んな作家さんを知れます。オススメです。
新潮文庫はこういった短編集をよく刊行しているので、気になった方は他の短編も読んでみはいかがでしょうか?
そんなわけで、僕が思う「クリスマスと言えば!」という本を2冊紹介させていただきました。よろしければ是非。
そんなことを書いているうちに、もう外は真っ暗です。僕もケーキ(ホールじゃなくて、ショートケーキ)片手にワクワクしながら帰宅しようと思います。
それでは。
おしまい。
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