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栄養ぎっしり!スーパーフード:未来の健康と環境を支える食材たち

スーパーフードには密度の高い栄養素が詰まっている

最近、"スーパーフード"という言葉をよく耳にしますよね?
「身体に良い食べ物だよね?」という認識はまさにその通りです。
健康志向が高まる中で、スピルリナ、アサイー、キヌアといった、地域特有の食材がスーパーフードとして注目されています。
これらはその地域の伝統的な食文化の一部でありながら、今や世界中で人気を集めています。

ただ、実際のところ"スーパーフード"には明確な定義がなく、マーケティングの要素も強い印象があるのは事実です。
でも、それでもなお、栄養価が非常に高く、健康に有益な食品の多くが研究を通じて明らかにされているのも事実。
ですから、スーパーフードという位置づけは、食品業界でもしっかりと確立されつつあると言っていいでしょう。

スーパーフードは、単なる栄養の豊富さだけでなく、健康維持や病気予防に役立つ成分を含んでいることが重要視されています。
たとえば、高濃度のビタミン、ミネラル、抗酸化物質、健康的な脂肪、食物繊維など。これらが慢性疾患の予防や生活習慣病の管理に役立つとなれば、ますます注目されるわけですよね。


スーパーフードのポジションをしっかり押さえた18のアイテム!

「えっ、これもスーパーフードなの?」と驚くかもしれない18アイテムをリストにしてみました。私の基準は以下の2つです:

  1. 栄養価や効果がしっかりと研究されている

  2. 実際にその恩恵を人々が感じられている

※今回は日本のものは基本的に除外しています。日本はスーパーフードに溢れているので、リストが長くなりすぎるためです!ではどうぞ!

1. ブルーベリー

ブルーベリーには抗酸化物質が豊富に含まれており、フラボノイドやアントシアニンが健康維持をサポートする可能性が研究で示唆されています。苗木は小さく仕立てられるので、自分で育ててみるという手もあります。

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2. ターメリック(ウコン)に含まれる成分クルクミン

ターメリックに含まれるクルクミンは、抗炎症や抗酸化の研究が進んでおり、健康維持に寄与すると期待されています。個人的に激推しのオールマイティーハーブで、シドニーのクリニックで仕事をしていた頃、在庫は絶対に切らさなかったです。カレーを食べるとき「カレーは宇宙」って唱えながらアーユルヴェーダの知恵に敬意を表しながらいただいています。

 3. アサイーベリー

アサイーベリーは抗酸化作用が非常に高く、心臓血管の健康や抗炎症効果が確認されています。日本でも人気がありますが、オーストラリアでも生のパルプを冷凍したものやパウダーはスムージーの材料などに安定した人気があります。

4. キヌア

キヌアはグルテンフリーでありながら、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、血糖値管理や腸内健康に役立ちます。小麦食べられない人の友。ご飯と一緒にも炊けます。オーストラリアの家の庭で栽培したことありますが、簡単に発芽してあっという間に育ちました。日本でもいけるのでは?

 5. スピルリナ

スピルリナにはたんぱく質、ビタミン、ミネラル、そしてフィコシアニンが含まれ、免疫機能のサポートが期待されています。ハワイ産が有名です。

6. チアシード

オメガ3脂肪酸が豊富で、心臓血管の健康、血糖値の管理、体重管理に役立つことが示されています。卵食べられない人の友。たまごがわりのツナギに使えます。粒々が嫌な人はミルサーで粉にすればスムースになります。

7. カカオ

カカオのポリフェノールは血管拡張作用を持ち、血圧の低下や心血管の健康改善に役立ちます。また、抗酸化作用が強いことで知られています。カカオニブをそのまま食すのもいいですし、個人的にはカカオパウダーとカカオバター使って砂糖なしのチョコを作り、ドライブルーベリーやゴジベリーをコーティングして食べるの好きです。

8. ゴジベリー(クコの実)

ゴジベリーは、抗酸化作用や免疫機能の改善、抗老化効果が研究されています。言わずと知れた目に良い漢方薬です。

9. マカ

マカはエネルギーの増加やホルモンバランスの調整、さらには性機能の改善に寄与することが研究されています。男性向けというイメージありそうですが、実際は男女問わず働きかけてくれます。

10. インディアングースベリー

インディアングースベリーはビタミンCが非常に豊富で、免疫機能の強化、抗炎症作用、心臓血管の健康促進効果が研究されています。アーユルヴェーダで使う薬用ハーブです。インド食材店で、ピクルスになっていたりするので日本でも入手可能かも。

11. アボカド

アボカドは、健康的な脂肪、特にオレイン酸が豊富で、心血管の健康やコレステロール管理に効果的です。また、ビタミンEやカリウム、食物繊維も豊富です。アボカド、普通すぎてスーパーフードに入れちゃっていいの?と思うかもしれませんが、めちゃくちゃリサーチされているし入れずにはおれませんでした。

12. ブロッコリースプラウト

ブロッコリースプラウトは、抗酸化物質であるスルフォラファンが高濃度で含まれており、がん予防や解毒作用が研究されています。若いスプラウトは人間には消化吸収が楽という利点と、ビタミンCやフィトケミカル、スルフォラファンが発芽過程のためブロッコリーより圧倒的に多いので、スーパーフードとしては、たぶんこっちの勝ち!と思います。日々の栄養バランスには、もちろんブロッコリーは素晴らしい野菜です。

13. マヌカハニー

ニュージーランド産のマヌカハニーは、抗菌作用が非常に強く、傷の治癒や免疫機能の向上に役立つとされています。マヌカハニーは「マヌカの木」という植物の花からとれる蜂蜜ですが、オーストラリアでもマヌカハニーは生産されていて、同様の効果を備えています。ニュージーランドとオーストラリアの間で商標をめぐるあくなき争いがあり、決着はついていません!

14. カムカム

カムカムはビタミンC含有量が非常に高く、免疫機能の強化や抗酸化作用が期待されます。また、抗炎症効果があり、現代の生活習慣病予防にも役立つ可能性があります。シドニーのクリニックで、カムカムは子どものための天然ビタミンCサプリとしてアセロラ同様おすすめしていました。

15. ローディオラ

ローディオラはハーブで、ストレス耐性を高め、疲労回復、認知機能向上効果が報告されています。オールマイティーなハーブで、どなたにも公平にその良さを発揮してくれるので、個人的にも大好きです。自分落ちてるかも、と感じたら即飲んでます。

16. カボチャの種

カボチャの種はマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富で、心臓血管の健康や睡眠の質向上、免疫機能の強化に役立つとされています。いつも捨てていたよという方、これからはぜひ捨てずに食べてください!あと、カボチャのタネは妊活の友です。

17. ヘンプシード(麻の実)

ヘンプシードは、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸のバランスが良く、心血管の健康に有用です。また、タンパク質源としても非常に優れています。冷蔵庫保存で非加熱で召し上がってください。健康な身体のメンテナンスに、ヘンプシードオイルとフラックスシードオイルもおすすめで

18. 抹茶

抹茶はカテキン、特にEGCG(エピガロカテキンガレート)が豊富で、抗酸化作用、抗炎症作用、がん予防、心血管の健康に寄与するとされています。間違いなく日本のスーパーフードではありますが、抹茶はもう日本だけのものではなく、世界のMACCHAになりつつあると言って良いのではと思い最後に加えました。

次回の「スーパーフード:オーストラリア編」もお楽しみに!

いかがでしたか?
まだまだあるのですが、まあ収まりきらないですよ。
スーパーフードは普通の食材でもその効果が研究されているものが多く、日常に取り入れることで健康をサポートできるのがいいところ。もちろんバランスの取れた食生活ありきなので、ちゃんとしたご飯を食べたうえでの話ですよ。

そして、大事なポイントをもう一つ。

最近のスーパーフードは、地元経済の維持可能性も考慮した生産と流通がされるようになってきました。現代では、いいものを長く、誰にでも行き渡るように分配されてこそ、スーパーフードの意味があると思うのです。サステイナビリティが軽視された商品を買わないで、地元のスーパーフードを応援する選択肢も大切ですよね。

「私のお気に入りスーパーフードが入っていない!」という方、ぜひコメントください。ご要望があれば日本編もやろうかなと思っています。

ここまで読んでくださってどうもありがとうございました!

このnoteでは、どなたにも日々役立てていただける食と健康に関する情報を提供していますが、医療専門家のアドバイスに代わるものではないことをご確認ください。効果や結果は個人差があるため、特定の健康問題については医師や専門家にご相談ください。情報は最新を心がけていますが、変更される場合もありますので、自己責任でご利用ください。

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