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“プチうつ”のセルフケアに栄養学とメディカルハーブの力を借りてみよう

知ってみるといろいろ使えるオーストラリアのナチュロパシー


ワークショップの構成

4月29日のワークショップでは、どんな人にとっても他人事じゃない『プチうつ』をテーマに、自然療法でできること、普段に使える根拠のあるトリートメントについてお話したいと思っています。

オーストラリアのナチュロパシーでは、ホリスティック栄養学とハーバルメディスンの二つの手段を使います。
この二つにライフスタイル改善を加えて、だいたい3本柱でトリートメントを進めます。
ワークショップでも3つの方向からのアプローチを紹介していこうと思っています。

1時間の枠のなかで、できるだけエッセンスをギューっと詰めて、覚えて持って帰って使えるトリートメントを提案するつもりです。

ナチュロパシーは現代版の自然療法

ナチュロパシーって聞いたことないけど、何?と思われるかた、これは現代版の自然療法と思ってもらっていいかなと思います。
ナチュロパシーは複数の自然療法を折衷してトリートメントをするのが特徴で、そのトリートメントを行なう人のことをナチュロパスと呼びます。

私はオーストラリアで認定を取ったので、オーストラリアのナチュロパスですが、北米やヨーロッパには現地の認定を受けるナチュロパスがいます。

オーストラリアのナチュロパシーは伝統家庭療法の良さを残しつつも、なかなか現代化されていています。
それは、基本医学とEBM (Evidence Based Medicine 根拠のある医療) の考えが強く取り入れられているからです。
実際この勉強を始めた時は、めちゃくちゃ味気なくてびっくりしました。

このドライな内容をいかに自分ごととして捉え、わかりやすくおもしろく役立つように伝えるかは、自分にとっての永遠のミッションになりました。

ホリスティック栄養学と普通の栄養学の違い

普通の栄養学との違いは、エネルギー摂取量のみならず、エネルギーの質・吸収と代謝・排出までのプロセスが個人に最適かどうか、個人を中心に全体として(ホリスティック)栄養を捉えることにあります。

そんな性質上、地域的な集団における栄養の不均整を解決するより、個人の栄養状態のインバランスによる疾患をいかに栄養療法で解決するか、に向いているのがホリスティック栄養学かなと思います。

他人事ではないのがプチうつ

仕事が押している、人間関係のストレス、新学期や試験など、気分が落ちる理由はそれこそ山のようにあり、そこから生まれる小さなストレス、焦りや不安、緊張、感情の揺らぎは、そのつど解消して解放するのがいちばんなのでしょうけれど。そうもいかないのが、現代の日常生活とでもいいましょうか。

意識せずに溜まったストレスが何ヶ月も放置されて慢性化すること、自分も含めてあることなので、本当に他人事じゃないです。

わたしがプチうつになったとき

うつ状態は、自律神経や中枢神経など腸脳軸の関係、そしてストレスと副腎疲労、栄養状態など、体の中のいろいろな場所や機能の不具合に気質や環境などの要素が絡まり合って起きます。

わたし自身も過去にプチうつになったことがあります。
自分にナチュロパシーをしてみるかと思い、まずしたのは感情や気持ちの強張りだけに気を取られずに、身体と生活全体に何が起きているのか観察することからでした。

考えてみると、寝る直前までベッドでYouTubeを見ていて睡眠量が足りていないとか、身体を動かさない、皮膚や髪にハリがない、人と話していないし食べていないとか、単調な食事内容になっているとか、芸術に触れていないとか(うつに関係あるの?と思うでしょうが、実はあるのです)、気落ち以外にいろいろと出てきました。

ポイントは気づけば良しとすることで、そこで罪悪感などの気持ちは持たなくていい。そのあと、食事とかハーブも含めセルフケアの優先順位を決めてゆきました。

優先順位は今現在自分でコントロールできることに集中しました。
今できないことや細かいことには、とりあえず目をつぶりました。
できることがあるだけで、行動を起こせるだけで充分なのです。

プチうつ脱却には、一歩踏み出す気持ちがとても大切で、目の前にあるできることをひとつひとつやっていく行動力が鍵で、そこにほぼかかっていると言ってもいいくらいです。(じゃあワークショップいらないじゃん、と言われると困ってしまうので、ワークショップではもっとトピックを掘り下げますのでご安心を!)

落ちている時にこそ行動するって、何よりも勇気のいることです。
でも自分自身、行動しただけ違う景色を見ることができたなあとも実感するのですよね。最近わたし復活してきたかも!と変化の兆しを感じることは本当に嬉しいものです。

症状が重くなるにつれ、自然療法で対応できるオプションは減ってしまうので、早い段階で適切なセルフケアを知って先手を打つことの重要性は本当にあります。

ワークショップではいろんな話をしながら、具体的なトリートメントの提案をしますので、お友達やご家族とお誘い合わせの上、ぜひご参加くださいね。




【免責事項】

ナチュロパシーは医療行為ではなく、補完代替療法です。個人の自然治癒力を高め改善へ導く指導は行いますが、治療効果や治癒を保証するものではございませんので予めご了承ください。

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前田アンヌCopyright2024


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