【ぶるっちの読書日記 第6回】
我々は、人生の終わりをどこか遠くに感じて生きている。しかし、自分に明確な余命が与えられたとしたら…夭逝した筆者の痛々しいほどの機微が、この小説はフィクションではない、と思わせるような現実感を与えている。

「余命10年」小坂流加(文芸社文庫NEO)

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