0656 腎嚢胞の通院
月に一度の腎臓内科の通院費である。常連じゃないので、もう少しどこから入れば、どうしたら血液検査を受けられるか、診断書をもらえるのか、聞いた時点で教えて欲しい。
ということはさておき、腎臓の条件が満たず、治験が受けられなかったことを先生から謝られてしまった。でも、そこに至っていないことは喜んでいいことだと思うので、まぁそれはそれ、としたのだが、「難病指定は受けた方がいい」とのこと。
条件は2つあって、私の腎臓容積は800を超えているそう。通常の2.5倍ほど。聞いてびっくりである。この腹が出ているのは腎臓のせいだ、そうに違いない、と別の方面で納得したが、難病指定を受けるには、1年にどれだけ腎臓が大きくなったかが必要だ。
「1年後だね」なんて、先生は言うけれど、そんな速度は遅くてよろしいのよ。
血圧は若干まだ高い。通常の人なら正常値なのだが、この病気の場合、70代で過半数が透析になる。それを少しでも遅らせるためには110の75くらいを目指したいという。
まだあるなぁと思っていたら、「脈拍数はどのくらい?」とのこと。
こちらも下げる必要があるそう。今は寝起きと風呂に入る前で、89あたりなのだが、60を目指すらしい。心臓止まる?
というか、穏やかになる?(笑)
「薬を新しいのに変えますね、えっと、お酒を飲みたいから朝飲むのがいいんだっけ?」
え、そう言うこともできる…ではなく。
先生、私は酒を減らしてるんですよ、と胸を張ったが、薄笑いされたのだった。先生、信じてない。
いや本当だって。2合でやめてるんだって。それも土曜だけ。
そんなこんなの通院日だった。
また一ヶ月後、採血と採尿と書いてあって、そろそろ採血の腕を変えようかと思っている。
メンタルの病院でも血を抜かれているので、右腕が可哀想。
月一病院だと休みもきついので、病気休暇を使おうかと、診断書を依頼した。
遡れるのか知らないけれど、念のため初心からの日付で書いてもらう。
相方氏は仕事を一年間休んでは?と言い出した。
血圧と脈拍が気になるらしい。ストレスとの因果関係は不明なのだから、医療費がかかる中、それはない。
というか、人の説明を聞かないのだから、一度付き添ってみろと思う。仕事休まないくせにね。
4000人に一人と言う割合の病気だから、そこそこ周囲に入るだろう。
透析は金がかかるから、もうちょっと国も頑張って薬の認可を早めてほしい。効くってわかっている既存の薬なのだから。
病気になって初めて色々気がつくこともある。
やはり人間は、「視野に入らないと、心に入らない」ということですな。