ベイビーわるきゅーれエブリデイ!、12話が完璧な最終回すぎてマジでみんなに見てほしい
※死ぬほどネタバレです。まだベイビーわるきゅーれエブリデイ!を見てないって人、本当に見てください、頼む。
ついに最終回の日が来てしまいました。もう11話からの一週間、ワクワクとソワソワと期待と寂しさでいっぱいになってしまい、何も手がつかず、毎週「次の話の前には感想noteを更新する」という自分の中の掟すら破ってしまうほどでした。
もちろん書きたいことがなかったわけではなく、感想の波の上でバナナボート乗っちゃうくらい書きたいこともめちゃくちゃあったんですよ。ほんとめっちゃ素晴らしかった11話。感想noteもそりゃ止まりませんし、8千字書いた時点でまだコインランドリーの前のシーンだったときにはやべぇぞって震えましたね。文も長すぎたしなんかもうずっと文字文字文字文字ィ!!!って感じで我ながら読んでて目がチカチカして、反省しました。
でもそれくらい見応えのあるシーンの連続だったし、もうこれが実質最終回なんじゃないかって気持ちになりました。
ここまで素晴らしいものを見せてもらって、12話なんていったいどうなっちゃうの?って思って、展開が全然予測できませんでした。いや嘘。完全にそれは嘘。悪い展開の想像ならいっぱいした。古今東西の自分の脳で思いつくありとあらゆるバドエン妄想して勝手に泣いたり絶望したりした。正直言って不安でした。だって完全に死ぬ覚悟をして営業部を皆殺しにしたちさととまひろが、日野さんという思いがけない人物の機転でいったんは逃れたものの、そんなにうまくいくのかとね、信じきれない思いがずっと頭の中チラついて離れませんよ。しかもベイビーわるきゅーれエブリデイ!、シリーズ通してずっとなんか死亡フラグがザクザク立てられてたじゃないですか。なんというか、なぜかこれが最後かもしれない…みたいな死の香りが漂う儚さがあった。だから12話は、ずーっといつ何が起きてもいいように唇噛みしめて、両手合わせて祈るように見てました。もしかしたら、展開によっては今日このnoteが俺にとって遺言になるかもしれない、と思ってました。
よかったね。
大丈夫だったね。
ありがとう。阪元さん。本当に、エブリデイ感謝して過ごします。他のすべてのこのドラマに携わってくれた人にも感謝しかないです。
ということで感想noteもね、一文字一文字に感謝を込めてね、丁寧に入力して行こうと思います。ほんとは手書きでお気持ちしたためたいところですが、流石に狂いすぎてるので自重しました😄
そんな12話、これ日野さんのシーンから始まってくれたの嬉しくなかったですか?僕は嬉しかった。てっきり11話でお別れかと思ってたから。もうずっと日野さんのことばっか考えてたからまた会えたって嬉しかったよ、例え束の間の再会だとしても…😭
疲れたぁ!と言いながらもどんどん追手を倒してく日野。ここもずっと主人公ムーブですよね。だって死んだ奴から取った銃をお腹にしまってそれ取り出してバンバン敵倒してくんだよ。こんなん日野さんじゃなきゃできねぇよ。でもダルがってすぐ疲れたぁって言うの、なんかまひろもそうだったなってまた共通点感じちゃって、2人はいい仲間になれたんじゃないかって大鬱になった。
そして疲れ切った日野の前に現れる新たな刺客、日野が「ツネさんかい!」と呟くような顔見知りかつ十分な実力なものであろう粛正さんを粛正する粛正粛正さん。この2人のアクションもまっじですごくて一瞬の中に何個の動きが詰められてるの?って、何度も再生してやっと意味がわかるような肩コッキング、そして額に突きつけられる銃。その状態で日野が回想したのは、ドムドムハンバーガーでの、なんでもないような一コマで。でもそこで受けた優しさが、日野の心にほんの少しの温かさを残した瞬間で。
日野「あの店員さん…元気かな」
銃声。
画面に飛び散る血。
ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛
…っ!うう…ドムドム…!!!ドムドムぅ…!!!!!(ドムドムハンバーガーを想って泣く人)
もうこれ涙もドムドム出てきた。はぁ。とりあえずなんか、ドムドムハンバーガーに行きたくなったので今度行きますね。おさつサーモンバーガーとかいう攻め攻めのバーガー泣きながら食べますね。(迷惑すぎる客)
日野は選んだんだね、こうなることを自ら。まひろが逃がしてくれて、新しい人生を生きることも出来たのに、それこそドムドムハンバーガーとかでも働くという選択もあったのに、本当に最後の最後まで日野さん…アンタって人はさぁ…!
てかツネさんよ、アンタは誰なのよ。撃つ前に髪かきあげる仕草だけでシビれるくらいカッコいいことだけはわかったよ。最終回で出てくるには強すぎん?すごいことしてくるじゃん。
すごいと言えばあの銃声と血のあとにオープニングってすごいよね、すごすぎる始まりだよね。12話冒頭からとんでもないわ。これ終わるまでに涙も声も枯れ果てるんじゃないかって気がしてきた。大丈夫かな?大丈夫じゃなくても書くけどね。まぁそれで言うと、1話からずっと大丈夫じゃなかったし。今さらだよね。いけるよね、いこう。
部屋で目覚めるまひろ。横で寝てるちさと。よかった、2人は無事に家に辿り着いたんだね。ここまひろにしっかりブランケットかけてあって、ここまで背負ってきて傷の手当とかしたあとにソファで寝かせてあげてるちさとを想像してまた泣いた。だって自分は机に突っ伏して寝てんすよ。しかも起きたまひろに何事もなかったかのようにごはん食べる?ってめっちゃ普通のトーンで言ってくれて、まひろが呟いたみたいに俺もあれ、どうなった…?夢…?って思った。なんならもう全部夢オチでもいい。俺が許します。
しかし夢なんかじゃなかったことを、ちさとの急に固くなった声色が教えてくれました。「さっき須佐野さんたちから、私だけ取り調べを受けた」ああやっぱ、夢じゃなかったんだよな。そうだよな。押し寄せる現実の波。昨日私たちはあそこにいなかったことになってるから。粛清さん…日野さんが全部やったことになったから。と表情を見せず淡々と説明するちさと。
まひろ「せっかく、生まれて初めて人を殺すこと以外の何かができた気がしたのに」
ちさと「私は、二人の関係とかわからないけど、命は助からなかったかもしれないけど、日野さんはまひろに救われたんだと思うよ」
まひろ「そうだといいな」
ちさと「それに、私はまひろに救われたよ」
おおおんんんんんんんあああああああああああんん(なんて?)
叫ぶわこんなん。てかこれ書いてる最中、家の録画機器が壊れたことが判明して、それも相まって余計泣いてる。でもたぶんこの2人が尊すぎてHDDも壊れたんだなって思って。うん、わかるわ、その気持ち。俺もほんと壊れそうだよ。でも12話の録画を録ったふりしてサムネだけ表示して再生できずに終わらせるのだけはまじで、頼むからやめて欲しかった。なに?録らなければ最終回は来てませーん。13話が来ますぅって言ってる?無理だよ?来ないんだよ??目を覚まして!俺より先に逝くなよ!!お願いだよぉ!!(その後完全に沈黙するUSB-HDD)
はあ、でも、ほんとにここ、いいシーンだよ。まひろの悲し気で複雑な表情に、どこまでも優しく語り掛けるちさとの声。まひろに救われたというちさとは、間違いなくナイスデイズの最後まひろを救ってるし、7話でもまひろを救ってたと思う。自覚はないかもしれないけど、救うことで、巡り巡って救われる。こんな素敵な関係がありますかいやない(早すぎる反語
2人で喋りながら焼きそばを食べるシーン。こういう食事のシーンをしっかり見せてくれるのがベビエブの良さで、少しずつ日常が戻ってくる感じがあるよね。そして、1話の過小評価されてる食べ物の話をここで持ってくるのがいいね!!最終回って感じがする。さ、最終回…最終回なんだよな…ごめん自分で言ったくせに急に事実を思い出して切なくなってる。
しかし焼きそばめちゃくちゃおいしいそうですね。確かに過小評価されてるわ。俺も今めちゃ焼きそばの口だけど、焼きそばがすぐ食べれる場所が思いつかない。飲み物で「ビール飲みたいかも」「いいじゃん、飲もうよ」のやりとりも、マジで最高。その良さがわかるようになったんだね。ナイスデイズで最初に飲んだ時はうぇえええって言ってたのに。てかこの飲もうよ、の伊澤さんめちゃくちゃ良くない?各ビール会社からCM来まくるのでは?いやこのシーン全体が良いからちさまひにビールのCM来るわ。
でも冷蔵庫にビールはなく、ちょっと待って買ってくるわと立ち上がるちさとに、「じゃあ私も一緒に行くー」と上着を着るまひろ。
ちさと「えっ?え、いいのに」
まひろ「なんか今は、1人になりたくない」
ちさと「じゃ2人で行こ」
よっっっっっっっっーーーーーーーー!
スギルッッ
(良すぎる、と言っています)
ここの中途半端に上着を着て後ろ姿で顔見えないまひろの、なりたくなぁい…の言い方、それを受けてニヤっとするちさとのせいで「よ」の口のまま昇天するとこだった。先に逝ったUSB-HDDくんの後を追うところだった。三途の川の向こうで百合警察に手ぇ振られた。百合警察くん…待っててね…いつか向こうでも遊ぼうね…。(百合警察くんて誰?ってひとは9話感想noteもぜひ読んでね!)
これまひろの表情見えないのがいいですよね。見えないからこそ、弱ってるまひろが想像できる。まひろ、けっこう弱ることあるんだよな。ほんとそんな浮き沈みあるところが好き。でもこんな風に、わかりやすくちさとに甘えるのは珍しいかも。素直になれるようになった、一つの成長ってことなのかな。
しかし俺だったらまひろにこんなこと言われたら、もう壊れるくらい強く抱きしめちゃうのでちさとはすごい。ビールのことなんか秒で忘れる自信ある。てかもう遅い時間ぽいしぃ!危ないからぁ!ビールとかはぁ!俺が買ってくるんでぇ!2人はそのまま部屋でぇ!なんか仲良くしててくださいよぉ!(誰なん?)
でも2人でパンパンになった買い物袋抱えてビールだけ買うつもりだったのにwwwとかいいながらキャッキャってはしゃいで夜道を歩くの見たら2人で買い物に行くことが大正解だったなって思いなおしました。1話では左から右に向かったスカイツリーの前を右から左と逆に歩く2人。そういうふうに1話からの演出を繋げてくるんだね。こういうとこ本当すごい。
この世の全てはちさとのものだーって叫ぶまひろに、俺はこの世の全てはちさととまひろのものだよぉって思いながら見てた。
そして急に歩くのを止めて立ち止まるちさと。少し先に歩いてたらまひろが振り返り、どした?と尋ねます。
ちさと「どうしよっかな…」
満面の笑みから逡巡するちさとの、少しの間。
キョトンとパチパチ瞬きして待つまひろ。
ちさと「…大好き!」
だっ…
だいすき?
だいすきって言った?
🤯
ここまひろもびっくりしてうぇ?って返すけど俺も髙足あかりの演技パワーのものすごい強さに頭やられてうぇって嗚咽を漏らしていた。破壊力に脳が砕けて気絶寸前だった。いや若干気絶したけど気合いで戻ってきた。いま気絶するわけにはいかねぇので。最後まで見届けなきゃいけねぇので。
これここさ、ちさと左目怪我してるから右目しか見えないんですけど、ここの表情ほんとやっっっばい。やばくないですか?右目だけの動きでこんな、照れた感情と、でも言いたいなって決意を一瞬で表現できるもんなん?つーーーか『どうしよっかな』だよ。どうしよっかな?どうしよっかなって?どうしよっかな!!(もう何も言えずおうむ返ししかできなくなった人)
ちさと「大好きだよ」
まひろ「…私も好き…大好き」
私も大好きだよ(超絶号泣)
ここまじ興奮がピーク。
興奮しすぎて窓開けて大声で「わたしも、だいすきーーーーーー!!!!!!!」って泣きながら叫ぶところだった。次のシーンも見たかったからギリギリ思いとどまりました。よかった、助かった。25時にそんなことしたら騒音すぎてキレた隣人に殺し屋雇われるところだった。
てかもうなんだこの大好き。素晴らしすぎるだろ。記録的だろ。歴史に残るべきだろ。ここに社(やしろ)を立ててこの「大好き」を封印して後世まで残したい。そうだ、スカイツリー引っこ抜いてここに移植しよう。それを2人の大好き記念碑にしよう。どうですかこの案。無理?はい。
ここさぁ、まひろの私も好き、で思わずんっふふって声漏らすちさとすっっっげぇ良いよね。そんで大好き、で駆け出すちさと見てあっこれ抱きついてキスかな?って思っちゃった。ごめん。実際はあまりの照れに顔を両手で覆うまひろの横を駆け抜けていくちさとだったけど、それはそれで100億兆点満点なのでアリです。
とか思ってたらまひろが後ろから抱きついて道路に押し倒してた。
道路に転がってめちゃくちゃ楽しそうに笑い合う2人。
すごい何これ。
ずっと俺の夢?みたいになってる。
このシーン本当に、本当にさぁ、『良い』以外の言葉が思いつかない。俺は死ぬ前に浮かぶ映像、これがいいです。その後に銃声でお願いします。
てかマジ「どうしよっかな」の破壊力、エグくないですか?ごめんこれさっきも言ったんだけど、まったく飲み込めなかったのでまたここで書いていい?ダメって言われても止められないんだけどさ。見終わってしばらくしてもあまりの良さに頭を抱えて床の上をゴロゴロ転がり「どうしよっかなぁああああ」って叫ぶという発作が起きる体になってしまいました。今も定期的に発作が起こります。助けてください。無理?はい。
ベビエブってさ、考えてみると今までのシーンすべて「大好き」というセリフ無しで描かれてきたんですよ。あんなにお互いがお互いを想いあってることを描いてきたのに。
「私にとっての幸せはまひろとこうしてることだよ」ですよ?
「杉本ちさとを不幸にする全てを、私がぶっ殺す」ですよ?
これまじすごすぎませんか?
そして最強のカードを最後の最後に切って、最高の場面で最高のセリフとして出した。ちさとの表情も、まひろの表情も、今この瞬間の2人にしか現わせないものすぎる。
関係に名前がなくても、
大好きな人。
それだけでいい。
お互い大好きだと思ってる関係、
それでいいんですよ。
まひろ「嬉しいよ…いま、こうやって生きてることが。ずるくて、勝手かも知れないけど、生きててよかったって、思うよ」
そうなんですよ。
いいんですよ。
それでも、それで、生きていいんですよ。かっこよく覚悟決めて、目的果たして死ぬんじゃなくても、ずるくても、勝手でも、生きることにしがみついてもいいんだよ。
まひろが嬉しくてよかった。
嬉しいと思える今があってよかった。
両手を差し出した先に、起こしてくれるちさとがいてよかった。
ずるくても勝手でも、俺もそんな2人に、生きてて欲しいって思うんですよ。
部屋に戻って焼きそばと買ってきたおかずとかおかしとかでパーティ状態のテーブルの上で乾杯する2人見ながら号泣よね。焼きそば食べる人見ながら感極まってる。ほんと情緒おかしくなるわ。
でもこの後のシーンでさらにトドメさされるんすけどね!
今年の冬は冬らしいことしよーという話題で盛り上がり、クリスマスツリーをポチるちさと。まひろの小声のわーいがスゲーかわいい。てかここのちさまひ一生かわいい。ポテチを齧りながらふとトーンが落ち真剣な顔になるちさと。
ちさと「昔から…未来の話をするのが怖かったんだけど…ほら、来年の秋頃は、みたいな話するときとか、あとあの建築中のマンションの看板とかにさ『完成予定は2年後の8月!』みたいなん書いてたりするじゃん。そういうのを見るとなんかふっと、あれーそれまでに私生きてるのかなぁみたいなん思ったりするんだよね。あ別にそういうのあれだよ、クセみたいなもんでメンタルみたいなことではないんだけど。えっとね…」
まひろ「うん」
ちさと「だから怖くて、あんまりそういう話を…したくないって思ってたんだけど。でも、その…まひろとはそういう、未来の話をしたいな」
プロポーズじゃん。
プロポーズじゃんんんんんんんんん。
マヂ無理ごめん最終回、俺が先に終わります。
いや、でも語りたいから終わるわけにはいかん。
ここの長台詞ほんとにもうなんじゃこりゃって感じの良さよ。
生きてるのかなぁの言葉でちょっとシリアスっぽくなっちゃったって気にしてメンタルみたいなもんではないってちょっとふざけるトーンとか、えっとね、で言い淀んでポテチかじるのとか、そこのタイミングでまひろがうんって返してくれるところとか、だから怖くて、のところで笑顔消える感じとか全部全部良いんだけど、一番俺が言いたいのは、でも、その…のあとに薄く開かれた口のまま2拍止まった呼吸よ。その呼吸とクッと頭を動かした動作おかげで後に続く「まひろとはそういう、未来の話をしたいな」がもうちさとの心の中の、言いにくくて少し勢いつけないと出せないくらいの言葉なんだ、だからこそ本当の本音なんだって説得力になってマーーーーーーージですごい。
ここ本当にいいな…思えば1話で10年後も一緒に死体凍らせようねってまひろに言われた時、ちさと微妙な顔してたんですよね。あれも、未来の話だから、うまく回答できなかったんだなって思うとより良さが増すよね。ううっ…最高だよ…しよう未来の話、予定でいっぱいにしちゃってくれ…!てかごめん、1話でまひろからのプロポーズで12話でちさとからのプロポーズでつまり返事ってことじゃん。は?成立じゃん。結婚だ。おめでとう。ごめんベビエブ、ほのぼの日常殺戮アクションドラマだと思ってたけどバキバキの殺し屋ラブストーリーでした。いま全てを理解しました。そうか、そうだったのか…(勝手に納得)
そんな余韻にひたってたら急に入鹿みなみ出てきたからびっくりしましたね。ツネさんと顔見知りだったんだ。ツネさん、常岡修治って言うんだ。屋上で寝てる主人公気取りのキャラ…よき…ペットボトルの水で頭を洗うのとかも…良き…。やっぱ最終回に出てくるだけじゃもったいなさすぎん?これは続編ですね。はい。
てか、入鹿みなみ、夏目敬、日野彰って同じ世代なんだ…。そういえば田坂もそうじゃなかった?スゲーわ。確かにこれはキセキの世代。わかりました。キセキの世代の新人時代スピンオフ、こちらいかがでしょうか?今イチオシです。
そしていよいよ、須佐野さんとの喫茶店でのシーン。ついに審判が下されるんだなと、祈りの手にも力が入ります。
もし日野が生きて逃亡してたらまひろは粛清粛清粛清さんに粛清されるところでしたけど、日野はちゃんと処罰を受けて、オフィス向日葵の違法取引とかもちゃんと発覚したらしい。よかった…。いや、日野さんが処罰を受けたのは全くよくなく悲しいけど…。そして、営業部が廃部になって、調整部で回すことになったことで、2人は今まで通りの業務、現場に戻れることになりました。
よかっっっったぁ…
でも、全く今まで通りというわけではなく。殺すべき相手を、人の判断じゃなくて、自分たちの目で判断して、自分の気持ちで働きたい、という2人。時代とか、視点がどうとかそういうの関係なく、悪い奴らを自分たちの判断で殺します。と言い切るちさと。
ああ…2人は、大人になったんだな。
ジョブローテーション篇がもたらしたのが、まさに経験と成長でした。人生って進む限り、望まなくてもどこかで絶対、成長の階段を昇らされるときが来るものですけど、でも二人はそれにちゃんと向き合い、自分たちでどう昇るかを選んだんですね。これってめっちゃ難しいことだと思うんですよ、須佐野さんが言う通りで。
言われて動くのって、責任がなく、楽なんですよね。でも自分で見極めて動こうとすると、責任が重くのしかかるんですよね。それでも、どうするべきか。それをちゃんと決めたんですね。背負うことにしたんですね。すごいね。もうベイビーなんかじゃないよ。立派なワルキューレだよ。
そして最後、「人殺した後も家事してると人間に戻っていく気がする」と言いながら家事するちさととまひろ。ナイスデイズをこうやってしっかり絡めてきて、やっぱ繋がってるんだなって嬉しくなりました。
もう俺はすっかり油断して、ここまで来たら大丈夫、2人は生きるエンドなんだぁって思って、まひろのまじであぶなっかしいリンゴの皮むきと、ちさとのめくってくださーいで袖めくってあげるのを見て尊いナァってのほほんとしてた。だからチャイムが鳴って「誰だろう」ってちさとが出たときもまだ油断してて、しばらく戻らないちさとに声かけたのに返事がなく、すっと表情変えてまひろが銃取り出したあたりからヒェ、まじ?え?そうなるの????って急に正座に変えました。
ほんとクリスマスツリーでよかった…
こんなにクリスマスツリーに感謝したことない。最後の最後まで完璧な緊張と緩和。さっそくツリーの組み立てをして、これほんと、世界一美しいクリスマスツリーかもしれない。だから11月30日はクリスマス気分記念日です。まひろが言うのでそうです。決まりました。国民の祝日にしよう。俺も祝うね。しかもまたショートケーキを食べるシーンで終わってくれて、ほんと心からほっとして、ありがとう。すべてのフラグ、全部銃弾で撃ち抜かれて折れたわ。終わり方、完璧だわ。
素晴らしいドラマでした。本当に、俺の"人生"になりました。まさにエブリデイ。毎日の積み重ねが、生きるということ。たくさんの感情を教えてくれて、救ってくれて、忘れられないキャラクターを心に刻んでくれて、毎日を素敵なものにしてくれてくれてありがとう。
見れてよかった。何回でも見返します。そうそう、もちろんカルビイカちゃん付きBlu-ray予約しました。楽しみです。生きる希望です。
長々とした感想noteも読んでいただき、ありがとうございました。書けること、幸せだったな…。ほんとに寂しいです。
またいつかどこかで会えることを信じてます。
そのときはまた、絶対書きます!