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辞めると宣言しても、結局またなんか作ってるのはなぜ(個人的創作論)


なんか、ひとりで、つくってる

舞台演劇をひとりで創るという非常に狂っている所業を繰り返してる私です
自分でも意味がわかりません

何がどう転んだのか、オペレーションまでひとりでやってしまう始末

企画立案から脚本から演技から集客まで……全部やってる
何で?わけわからん

2023年の春に上演した『深海フィロソフィア』
初舞台から15周年ということで
区切りもいいし、ずっとやりたかったし
これを最後にしようと思ったはずなのに

翌年、別の作品を創ってる
なぜ……?

たぶんなんだけど、自分の中で創作の役割が変わったからなのでは?
と思っているんだよね


昇華としての創作

今までの創作活動は、個人的な役割として「セルフケア」に近いかも

自分の中で処理しきれない心のモヤモヤを形にするような感覚

怒りとか悲しみとか。どこにもぶつけたり、発散できないもの。
それを文字にしたり、演劇の形にしたりする。

心の解放とはよく言ったもんだなと感心しますね。

昔の自分は、外の世界に向かって上手く表現できませんでしたから
創作という手段でしか自分の気持ちや意見を言えなかったんですね

『深海フィロソフィア』は、その究極系だったのかも
人生を余すとこなく全部出し、お客さんからは大好評
承認欲求フルマックスでチャージ

この作品を終えた結果、他人からも自分からも承認されまくって
昇華としての創作は役割を終えたのだと思う


じゃあ、次の舞台は何だったんだ?

今年の春に上演した『建前カタルシス』
この作品は私にとって、どんな作品だったのか?

実は2023年は個人的にVTuberにどっぷりハマった年だった

『建前カタルシス』はVTuberファンを描いていて
それを物語に落とし込んだのが今回の作品になる

何なら舞台中に出てきたVTuberは実在してる
実際に配信活動もしてた

レイカちゃんです
かわいい

まぁ、何が言いたいのかっていうと
2023年という1年はこういう年でしたっていう
ある種の人生の総集編だったわけだ

そこから外に出してない創作物も
だいたいこんな具合に総集編というか
ここまでの私の人生のあらすじみたいな役割になってる

『深海フィロソフィア』が26年分のあらすじで
『建前カタルシス』が27年目の1年分とも言えるかも

節目にまとめを作っておくかという気持ちで
作品を創ってるような気持ち

もちろん人生の体験談も含まれてるし
裏作業の制作とか執筆に関して勉強したことの
仮説検証的にも使ってる

そういう意味での総集編


で、次は?

ということで2024年の総集編としての作品もあるだろう
そうなると今年はどんな年だったんだろうか?

いつは今年の8月末に青天の霹靂というか、パラダイムシフトというか……
とにかく自分の中の常識が天変地異を起こしたんですよ

それがきっかけで、驚くほど人生が楽しい

そこに至るまでのプロセスとか、なんやかんやを
映像作品としてYouTubeで出そうかなって

非常に物騒な予告編だけ出来てます

生まれてはじめて、タイトルロゴを作成しましたね
可愛い
はじめてつくったのも相まって、愛おしい

タイトル『あの2319日間に祝福を』
と題して私の今までの葛藤を映像に落とし込めたらと思ってます
まだ思ってるだけの段階だけど

ちなみに”2319日間”はガチの治療期間です
具体的には心療内科の初診日から青天の霹靂を体験した日までの日数

ガチすぎる……

まだ全体像は見えてませんが年末に公開したい……
頑張ります

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