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どうしようもない娘。

両親から見たら、私は、本当にどうしようもない、娘だろうと思う。
そしてこういう感じに反省しても二人は耳を傾けてはくれないだろう。
それほどまでに私はどうしようもない。

私は昔から掃除と金銭の管理が下手であった。
大人になってからそれは加速している。
部屋は常に埃をかぶっているし、お金は毎月カツカツだ。

そんな私はダニとハウスダストのアレルギーになり、足りない生活費をこっそり借金してしまう。

因果応報なのだが、私は掃除と金に関しては特に自制が出来ない。
部屋が汚くても何も感じないし、お金は毎月0にしなくちゃいけないという強迫観念に襲われている。

出来ることなら誰かに介入してもらいたいのだけれども、私は咄嗟に嘘をつくという悪い癖がある。
問題があっても、ないといってしまう。特に母の前では。

普段なら冷静に話せる自分も母の前では頭が回らなくなる。
得も言われぬ恐怖で硬直してしまうのだ。
特段、母が怖い人間であるということではないのだけれども、
不意に垣間見える母のあの表情を思い出すと呼吸が荒くなる。

あの、なんともいえない、見下すような、憐れむような、埃をみるような、あの目が脳裏に焼き付いて離れない。

母も父も私の言い分というものに耳を傾けてくれたという記憶がかなり薄い。私の意志など全く意味のないものだと言わんばかりに話をすっ飛ばす。
こういう風にいうとただの両親への愚痴にしか聞こえないかもしれないが、本当にこれがトラウマなのだ。そういう話は専門家の領域だから、我々の領分ではないという話らしい。

2人ともこの論を肯定しているが、私は真逆である。問題行動の背景を無視して結果を変えることはかなり難しいと思う。頭で納得できない行動は一時的には治るかもしれないが、継続は難しいのではないかと思う。

こうやってnoteを書くのも自分を納得させるためだったりする。
考えて考えて納得できないと私は動かないのだ。
昔からそうだった。納得できないことを頭ごなしにやれと言われると頭痛と吐き気に襲われて床に臥すのが常だった。
それだけ私は強情でどうしようもない人間なのだと思う。


こういうことを書いていると自らの保身に走り、相手を悪であると書きがちだ。そういうことを書きたいわけではないんだ。そうじゃないんだ。

この年になってまともに自分の生活が守れていない私が悪い。
私が悪い。そう、私が悪い。
過去のトラウマを言い訳に自分を正当化しようというところもたちが悪い。

でも、猛省をしたところで現状は変わらない。
行動を変えないといけない。
でもどうしたらいいかわからない。
色んな人に聞いてみたが答えらしい答えは得られなかった。
八方塞がりではある。

私の部屋も金もずっと汚い。
調べてみても話を聞いても実際にやってみても、解決しない問題。
何が悪いのか?ボトルネックが何かすらわからない。
本当に悪いのは何だ?何が、何が悪いんだ?

わからない。わからないけど、私はどうしようもなくて途方に暮れている。


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