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「ぼくの世界」[2022年01月25日]スリーピー・ジョン・エステスとエッタ・ジェイムスとパークタワー・ブルース・フェスティバル


今日の数字:スリーピー・ジョン・エステスとエッタ・ジェイムスとパークタワー・ブルース・フェスティバルに関する「7834」


1899年1月25日はアメリカのブルース・ミュージシャン、スリーピー・ジョン・エステスが生まれた日。

1938年1月25日はアメリカのブルース・シンガー、エッタ・ジェイムスが生まれた日。

パークタワー・ブルース・フェスティバルは 1994年から2003年まで、新宿のパークタワー・ホールで開催された。

1899 + 1938 + 1994 + 2003 = 7834


今日ぼくは、数字の「7834」を手に入れた。
ぼくは、世界に 100 ✕ 70 = 7,000個のセルを並べた。

差分:834
累積貯数:29,249


「N」はいろんな思い出をしゃべっている。

ぼくには、ぼくの思い出がないことに気が付いた。

そこでぼくは、カメラを創った。


ぼくのカメラ

これが2022年01月25日の「ぼくの世界」。


ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。


どうも、「N」です。

ブルースの好きな人なら、知らぬ者は無いスリーピー・ジョン・エステス

ブルースと一概に言っても、「カントリー・ブルース」「アーバン・ブルース」「テキサス・ブルース」「デルタ・ブルース」「シカゴ・ブルース」etc. いろいろ分け方がありますが、この人は強いて言うなら「カントリー・ブルース」かなぁ。

「カントリー・ブルース」は割と昔ながらの、生ギター一本・弾き語りタイプのブルースです。

「カントリー」とは言っても、ウィリー・ネルソンとか、ジョン・デンバーの「カントリー・ミュージック」とは違います。ブルースですから。

割とアグレッシブな演奏スタイルの人も多いです。
ロック・ミュージシャンにリスペクトされて「再発見」されたりする人も結構います。

そう、昔のブルース・マンは「再発見」されちゃうんですよね。

つまり、食っていけないから音楽はやめて、ずーっと別の仕事をしていたけど、若いロック・ミュージシャンとかが、そのブルース・マンの過去音源を見つけて

「お、これスゲー cool じゃん。このおっさんどこにいるんだべ。一緒にセッションしたいぜ」

とか言って探したら、テキサスのクリーニング屋で働いていた・・・みたいな事ですね。

スリーピー・ジョン・エステスさんも、1960年代頃になって「再発見」されました。

ブルース・ミュージックというのは、なかなか表舞台に出て来ないジャンルですが、ある一定期間ごとに人気が再燃する傾向があって、日本でも一時期、盛んにブルース・アーティストが来日した時期がありましたね。

その中で『パークタワー・ブルース・フェス』というのは、だいぶ頑張って長いこと続いた、ブルース好きのための祭典でした。

新宿パークタワー・ホールという、なんかビジネスっぽい場所が会場で、その点はちょっと妙な感じでしたが、それまで日本では観たくても観られなかったアーティスト達が、入れ替わり立ち替わり、一日中演奏してくれるのですから、これはもう、ブルース天国でしたね。

R.L.バーンサイドさんとか、T-モデル・フォードさんとかは、本当に素晴らしかったです。

ロバート Jr. ロックウッドさんのようなブルース・レジェンドも来てくれました。

ロバート Jr. ロックウッドさんとかは、もうオジイなので、途中で曲を忘れたのか
「あ、わるいな、ちょっともう一回最初っからやるわ」
みたいなカンジでやり直したりして、
観客も「ふふふ、カワイイ」みたいな心温まる(?)やり取りがあったりして。

時間が長いので、疲れたら途中で外へ出て再入場も出来たし、売店で本やCDやTシャツを眺めたり、ドリンクを飲みながらソファーのところで〈まったり〉できたところが、やっぱ「フェス」。

1~2時間で終わっちゃう普通のアーティスト単独ライブとは違って、全体的にゆる~く楽しめたんですね。

そう言えば、チケットの番号でおたのしみ抽選会みたいなのもありましたよ。

ブルースが好きな人がめっきり減ったように思うのは「N」だけかな?
まぁ、しかたないか。
ドレイクやロディ・リッチだって、悪くないもんね。

今回は、だれの興味も引かないであろう事をしゃべったような気がしてますが、「N」はきっとまた、懲りずにブルースの事をしゃべるでしょう。

だって好きなんだもーん。

ちなみに抽選会で「N」は【C】のキーのブルース・ハープが当たりましたよ。吹けないけど、うれしかった~。

「ぼく」にもいい思い出がたくさんできますように。

それじゃ、また明日。


■ジョン・スペンサーに再発見された頃のR.L.バーンサイド [ youtube music]





■「ぼくの世界」のご案内

「数字」と「ドット」でつづるイラスト+エッセイ・シリーズ「ぼくの世界」へようこそ!

  • 「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。

  • 「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。

  • 四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。

そして「N」が、今日の数字にまつわるちょっとした一言をしゃべったり、しゃべらなかったりします。

始まりはたったひとつの点。日々、数字を獲得してどんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。「ぼく」も「N」も試行錯誤中!!どうぞ、お楽しみに!



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