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梨の礫 2023-05

5月。日本のGW休暇を他所に、日がどんどん長くなり、夏が近づく。
子供達の学校・幼稚園ももうすぐ終わりだ。


フィラデルフィアとロッキー

5月末の祝日メモリアルデー。
夏の始まりとも言われる日で、こちらの人はビーチへ出かけたり、家族でバーベキューを囲む。
この3連休を利用して、車でフィラデルフィアへ。
ボストンと並んで、ニューヨークから車で行ける大都市の1つだ。

フィラデルフィアといえばロッキーだろう。
ということで、フィラデルフィア美術館に立ち寄る。
動画の2:00過ぎ。階段を駆け登って、振り返って街を見下ろす。
映画史に残る最高に美しいシーンの1つだ。

フィラデルフィア美術館正面
美術館の手前にあるロッキー像

Streets of Philadelphia

そしてBruce Springsteenのこの曲。

2020年の大統領選。
激戦州であるペンシルバニア州の行方が最後まで分からなかった。
結果的に民主党のものとなり、バイデン政権が誕生。
月曜日の仕事中、安堵したことを覚えている。
たしか、その時のピーター・バラカン氏のラジオでは、Bettye LaVetteによるカヴァーが流れた。もうあれから4年か。

僕はワクサハッチーのカヴァーもお気に入りだ。

独立記念公園
自由の鐘-Liberty Bell。
あまりにも行列が長く、外から撮影。

Philadelphia名物のフィリーズチーズステーキを食べる。
Campo`sというお店。

セサミストリートの寛容さと多様性

フィラデルフィア方面への旅の1番の目的は、子供達をセサミプレイスに連れて行く事だった。市街から少し離れた郊外にあるテーマパーク。
そこまで混んでもいないし、パーク外のホテルで休んでから、再入場も出来る。この時期は遊園地も楽しめるし、子供達の水着を持っていけば、ウォータースライダー系のアトラクションも楽しめる。
ディズニーよりもよっぽどファミリーフレンドリーだと思った。

夢中で遊ぶ子供を眺めながら、流れてくる音楽の良さに、この歳になって改めて気付かされる。
良質な音楽で、変に商業的ではない。
受け手に委ねられている感じが聴いてて心地良かった。

セサミストリートは、50年以上も前から、多様性にフォーカスしている。
その変わらない教育に対する理念がとてもクールだと思う。

そして、なんといってもマペットのキャラクターがかわいい。

子供はバート(右側)がお気に入りだ。
ブロードウェイのオマージュ

マイアミヒートの快進撃とジミー・バトラーの漢気

5月も終わりに近づくと、NBAのプレーオフも佳境を迎えてくる。

僕はここ数年、ジミー・バトラーのファンである。
個人技だけだと、決して、他のスタープレイヤーと比べて優れているわけではないと思うが、彼のクラッチタイムの勝負強さと、チームや仲間を引き上げる能力は、今のNBAにおいては唯一無二だと思う。
特に、圧倒的にプレーの強度が上がるプレーオフという舞台で、リムに向かって次から次へとアンドワンを奪い取る力強さは惚れ惚れする。
ここぞという時のディフェンスも素晴らしい。

2022-2023シーズンのマイアミ・ヒートは凄かった。
プレーオフ出場権ギリギリのシード8から、イースタンカンファレンスを制し、NBAファイナルまで駆け上がった。
これは1998-1999シーズンのニューヨークニックス以来。
しかも、この年のヒートにはドラフト外の選手が9人もいて、彼らが躍動したのだ。

もはや東のプレーオフのマイアミヒートとボストンセルティックスによるライバル関係は近年のNBAの風物詩だ。
ここ5シーズンで4回対戦。2勝2敗の互角。

ファイナルを前に、マンハッタンのNBAストアを訪れた。
往年の名選手のユニフォームに興奮する。

この年はファイナルに進出するも、ヨキッチとマレーらを擁するナゲッツにまたもファイナルで敗れる(その前々年はレイカーズに負ける)ことになるのだが、それはまた別の話。。。

【バトラー加入後の主な戦績】
2019-2020 NBAファイナル進出(レイカーズ相手に敗退)
2021-2022 NBA東ファイナル敗退(セルティックス相手に敗退)
2022-2023 NBAファイナル敗退(ナゲッツ相手に敗退)

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