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【Live Review】 American Football@ Warsaw,Brooklyn - 25th Anniversary Of LP1

25th Anniversary Of LP1

年末年始に向けて、やる事に追われているのだが、これを書かないとどうも手につかないので。

10月末の週末に、American Footballのライブを観て来たのでその記録を。
セルフタイトルアルバム(LP1)の25周年。

Green Point (ポーランド人街)とWarsaw Concerts

会場はブルックリンのWarsaw Concerts。
Green Pointと呼ばれるポーランド人街に所在していて、会場の周りには、ポーランド料理屋も幾つか見かけた。また訪れたいな。
Warsawの建物の内装も東欧風というか、少し変わっていて、ドリンクやフードメニューも普段は見ないものもあったな。(Pierogiとか)

ジヴィエツ・ビール
NEVER MEANTと書かれたフーディーやTシャツの物販が大人気。

Live Review

会場が高揚感で満たされる中、この曲の演奏からスタート。

そのままLP1のセットリストへ。
個人的にはStay Homeがとてもとても良かった。
That's Life. It's so social.

演奏の技術は言わずもがなだけど、マイクのヴォーカルが25年前と比べ、格段に良くなっているのに感嘆した。
アメフト解散後の、Owen(マイクのソロプロジェクト)での活動が素晴らしいから当たり前といえば当たり前なのだけど。
決して歌詞は多くないけど、一つ一つのフレーズがしっかり届いているというか、受け手も自分のものとして、共有されていると感じた。

この春に、Owenを観に行った際の記事はコチラ↓です。

ステージのバックスクリーンには、
アルバムジャケットの代名詞的な「家」のVJが曲間に変わっていく。

その度に、現地の熱狂的なアメフトファン達が、
「HOUSE!!!」「ハーウス!!」「Let Me In!」
と叫ぶのがとても面くて笑った。つくづくこのバンドは愛されている。

LP1の演奏が終了。
カメラが徐々にHouseの中に入って、LP2のアングルへ転換する。

LP2の名曲、My Instincts Are The Enemyも聴けた。
この曲はMVの空気感も好きだ。


LP3からはUncomfortably Nambも。
最後は、みんなが待ち望んだNever Meantで終了。
シンガロング状態。

世代や国を越えて

こちら↓は、今年の夏Primavera Sound@バルセロナ でのインタビュー。
内容は、さんざん語られたであろうEmoという音楽への見方や影響力だったり、これまでの活動の経緯だったり。

その中でも、インタビュー終盤で、マイクがシカゴの音楽シーンを、NYやLAと比較して、Blue-CollarMusic City(労働者階級の音楽の街)と表現していたの興味深かったな。自然と純度が高くなるのだろう。

↓は、同じく今年の夏、Outbreak Festival@マンチェスターのLive映像。
16:20過ぎからのNever Meantのリフが流れるところで、若者達が次々とステージ前に登って、自由に踊り始める。
最後にはマイクが観客の中にダイブする。

↓は結成当時の映像。
25年後になって、Kids達にまで、こんなに支持されることになるなんて誰も想像しなかっただろうな。
それも世代だけでなく、シカゴどころか、国境も飛び越えて。

来年の春には、Japan Tourも予定されているようで、東京大阪は、早くも SOLD OUTしているみたいですね。

アメフトの曲を聴いて、年越しまで頑張ろう。

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