【Days in NY】 2023-03
2月の最終日に降った雪で子供達が雪だるまを作って遊んだ。
この冬の雪らしい雪はこの時ぐらいで、覚悟していた割にはこんなもんかという感じだった。
NBA
3月の頭には仕事が少し落ち着いたので、職場の先輩とニューヨークニックスの試合を観に行った。
All Starプレイヤーでエースのジュリアス・ランドルを目当てに観に行ったが、それよりも目を見張る活躍をしていたのがジェイレン・ブランソンだった。
ダラス・マーベリックスから移籍してきた彼は、スロベニアの神童ドンチッチと同じタイミングでマブスに入団。
大学時代には、NCAAを二度制覇している実力者で、ドンチッチの陰に埋もれてしまうには惜しい才能。
前年のプレイオフでは、前年の西王者のフェニックス・サンズも破り、マブスを西カンファレンスファイナルまで躍進させた立役者だ。
ドンチッチの2番手ではなく、チームの不動の主軸として、父親でアシスタントコーチであるリック・ブランソンと共に2022年に入団した。
小柄ながら、単純なスピードというよりは、緩急自在のドリブルや、ターンの切れ味で得点やアシストを重ねていくプレースタイル。特にペイントエリア付近でピボットでステップを踏んでからのレイアップやフェイダウェイは唯一無二だと思う。
桃の節句
翌々日は桃の節句。マンハッタンにある源吉兆庵を訪れた。雛人形は飾れないけど、代わりに、桜餅を娘のお土産に持ち帰った。どら焼き1個で、5ドル弱。しっかりニューヨーク価格だ。
自然史博物館
まだ寒い3月の休日に家族で訪れた。
映画ナイト・ミュージアムの舞台だ。
恐竜の展示の迫力がやっぱり凄い。子供よりも自分が興奮してしまった。
現地プリスクール
子供のプリスクールの行事に幾つか参加した。
クラスメートのバースデー、父親参観など。
こちらのバースデーは、子供用の屋内プレイグラウンド(ゲームセンターやボウリング場、レゴランドなど様々)を貸し切って、誕生日を迎える子供の両親がクラスメートやお友達を招いて、盛大に祝うスタイルだが、家に招かれることもある。日本人の家庭と違って、現地家族の自宅には招かれる機会も滅多に無いため、とても楽しかった。
セントパトリックスデー
3/17はアイルランドの祭礼日、セント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day)だった。
マンハッタンでは、恒例のパレードが開催される。
仕事の合間に5番街まで観に行ってきた。
ストリートが緑で埋め尽くされ、バグパイプと太鼓の音が鳴り響く。
圧巻だった。
アイルランドの伝承では、レプラコーンという妖精が金貨を隠す。
子供がプリスクールでこの話を聞いて、目を輝かせて、話を聞かせてくれた。
マーティン・スコセッシ監督のNetflix作品「アイリッシュマン」。
超長いけど面白い。ケネディ大統領をはじめ、アイリッシュ・アメリカンがこの国の経済や歴史に果たした役割は大きい。
紀伊國屋
年度末に、会社の用事で紀伊國屋に訪れる。
場所はブライアントパークのすぐ傍。
久しぶりに日本語の活字が恋しくなった。
半年経過
渡米から半年が経って、年度末を迎えた。
お世話になった先輩が本帰国されたり、夏に向けて子供のサマーキャンプの申込が始まったり。
リスだけでなく、野ウサギも見かけるようになってきた。
3/12に始まったデイライトセービングタイム(夏時間の始まり)と、この日のパレードを境に、ニューヨークもようやく春らしくなってきた。
Don't Stop by Fleetwood Mac
この時期によく聴いていたのは、Fleetwood Macの"Don't Stop"。
2022年の11月末にChristine McVieが亡くなった。
Targetでこのアルバム"Rumors"のTシャツを見つけて、喜んで買った。
永遠に色褪せない最高のアルバムだと思う。
Don't stop thinking about tomorrow
Don't stop, it'll soon be here
It'll be better than before
Yesterday's gone, yesterday's gone