【読書】『きみのことがだいすき』いぬいさえこ
「99人に合う靴だって、
きみに合わなきゃ意味がないんだ。
みんなが平気な顔をしていても
きみが、
ちょっといたいな。なにかへんかも。
そう思ったときは、
むりをしなくたっていいんだよ」
ストーリーはなく、
見開きページごとに、いぬいさんの柔らかな絵と優しい優しいメッセージが書かれています。
ひとつひとつ読むうちに、心がふんわりほぐれていく、
素敵な素敵な絵本。
その日によって響く言葉は違うし、
ふふ、とあたたかい気持ちになるときもあれば、
言葉が刺さって涙がこぼれてしまうときもあって。
わたしは、日替わりでページを変えて、
部屋に飾っています。
小さめのサイズ感も、お部屋になじんでちょうどいい。
最後のページにメッセージを書けるスペースがあるので、大切な人への贈り物にも。