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万策空振りな日もある【2023/01/07】

きょうはダメな日だった。仕事に関係して存在する波のなかで、どうしてもそわそわする時期というのはあって、そういうときはずっと心が地に脚をついていない様子で落ち着かない。

加えて心を乱すイベントが二つ三つ重なってくるものだから、1日家で休養をする休日にしようと思ったものの、なにもてにつかない。
しかし、時を無駄にしてしまうことであとから後悔するのを防止するために、敢えて早起きをする。
精神崩れ対策その1。

午前というのはなんだかんだ作業がはかどる仕組みにできている。こんだけ心の死んでいる日でもできる人への仕事の連絡や、書き物などをすすめる。簡単なタスクを個数こなして自己肯定感を維持する。
精神崩れ対策その2。

でも、それでも今日はまだつらかった。消えてなくなりたい。おそらくこの寒さだ。足許が兎に角冷えている。無理だろうこんなの。
ゲームをして気を紛らすかと思ったがうまく行かなかった。YouTubeをみたがそれもダメだった。絵を描こうとも思ったが用意すらすることができなかった。
精神崩れ対策その3。失敗。

カウンセラーさんからは、そういうときは寝てじっとしてるしかないと言われている。寝てじっとするか、でも横になったら、いま立ち上がってなんとか抑えている死にたい気持ちとか、やるせない気持ちとか、孤独感が一気に心の深いところに流れ込んでくるような気がして、怖くてできなかった。今回は疲れの問題ではない。
精神崩れ対策その4。失敗。

かくして夕食時になったので、余り物の豚肉とこんにゃくを炒めたら、焦がした。こんな基本的な料理で?しかも僕が。
もうすべてダメだと悟り、あとでチリトマトヌードルでも食べてご機嫌を直そうと思って焦げた料理を器に盛って食べていたら満腹になってしまった。
チリトマトヌードルは食べられそうにない。そりゃそうだよね。

お風呂はきちんと湯船に浸かった。
洗濯物をしようとしたら、洗剤をこぼした。もう悲しすぎる。

明日は朝早いのでそろそろ寝ないといけない。
寝ないといけないシチュエーションは緊張する。
昔から。
単に眠れない体質だし、親と寝ていたような小さな頃は寝付かせてもなかなか眠れない私に「まーーだ寝てなかったの??」母が舌打ちをしていたのを思い出す。ごめんなさい、ごめんなさい、眠れなくて、と心のなかで思いながら寝たふりをしていた。

こういう万事ダメな日のスマートなリカバリーが上手になりたい。


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