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老化の階段
(廊下の怪談…ではありません)
妙齢の私には、妙齢の友人がいます。
女子会をすると、お互いの親の介護の話で盛り上がります。
友人Yは、私より少し先を歩いている人で、私の母は、Yさんの母より一歩遅れて同じような道をたどっているので、彼女の話はとても参考になります。
足の筋力が衰えているのに、それに気づいていないYさんの母は、トイレに行こうとして家の中で何度も転倒しているとのこと。
彼女は家にカメラを設置して、日中スマホで観察しているとのこと。
あぁ…私もそのうち、そのような措置をすることになるのかなぁ…。
介護保険制度を利用して、ヘルパーさんなどを入れているのか尋ねると、入れたくても介護職員不足で「待ち」の状態とのこと。
追加料金を出してもいいから介護の人を頼みたくても、人がいないらしい。
そうか…私の母などはまだ元気の部類に入るので、機能低下防止のためにヘルパーさんに来てもらいたいなんて、贅沢の極みかもしれない…。
もっと切実な人に譲らなければ…。
Yさんいわく、老化にはいくつかの階段があり、70代はまだまだ元気、80代になると弱ってきて、90代になると介護が必須…。
この老化年齢の階段は確実に訪れると心得ておくこと…。
私自身も年を取るとそうなるのだろう。
母が昇る階段、私が昇る階段をできるだけ緩やかにできれば…と願う今日この頃です。
政治家の皆様、介護者不足はかなり深刻な問題…なので、何かいい政策は出ないですかね?
もっと介護者の皆様が「やりたい!」「楽しい!」って思うような業界にして目指す人を増やしてほしいものです。
(就労人口が減っていくので、ほとんどの仕事が人手不足かもしれませんが…)