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お宝救出!「エロイカより愛をこめて」
実家で断捨離が現在進行中のようで、私が暮らしていたころの荷物などが処分されています。
そんな中、若かれし頃にコツコツとお小遣いで買いためた、私の宝物である「少女漫画」の単行本が危うく古本屋に売られるところでした。
先日久しぶりに実家に帰ったら、本棚が空っぽになっており、驚いて確認したことでそれが発覚!
幸いなことに、売り払われる前だったので、ひもでくくられた漫画本を救出しました。
あぁ…私の宝物達…。
結構な数の本なので、少しずつ、現在のわが家へ持ち帰っています。
持ち帰ると当然、懐かしくてついつい読みふけってしまいます…。
先日持ち帰ったのはあの名作!「エロイカより愛をこめて」
1巻から改めて読み返してみると…
この本は少女漫画には珍しく、世界情勢などが反映されたスパイもの。
ロシアとアメリカの冷戦中、そして東西ドイツが分断されていたころの話で、ものすごく遠い昔のことのようですが、今読んでも面白い!
再読して意外だったのが、この漫画の第1回目に主要な登場人物の「少佐」は出ていなくて、別の人が準主役的な扱いだったのですね。
きっと作者は、別の人物をエロイカの相手役として設定していたのでしょうが、少佐とのコンビのほうがマッチして、このコンビでずーっと長く連載は続いていったようです。
あぁ、懐かしい。
私は少佐の部下のZ君のファンでした。
長い巻き毛の男性キャラ、「はいからさんが通る」の青江冬星さんもそうですが、退廃的な色気があっていいですね~。
…そういえば、私が持っていたのは19巻までだったのですが、長期ブランクの後、物語は冷戦後に再開されていました。
現在、39巻まであるので、残りを現在コツコツとためて、読書中です。
ジェームズ君のパワーが増していてびっくり!
「暴利をむさぼる」という言葉を、私はこの漫画で覚えたものでした…。
注)イラストは、エロイカ風の男性…ということで、青池先生の足元には及びませんが、リスペクトをこめて私風にアレンジしたものです。